エティハド空港のプラチナ(最上級)会員になると、搭乗クラスにかかわらず、ファーストクラスラウンジが利用できるようになります。
食事やワイン等アルコールのセレクションや、スパなど…今までのビジネスクラスラウンジや、ゴールド会員用のラウンジとは、やはり比べ物にならないです。
目次
エティハド航空ファーストクラスラウンジ
場所はちょうどターミナル1とターミナル3の真ん中あたりに位置していて、どちらに行くにも少し歩かなければいけませんが、エティハド航空マイレージゴールド会員用のラウンジがターミナル1にしかなかったことを考えると、1でも3でもあまり苦にならない距離のところにあるファーストクラスラウンジは良いです。
入口はこんな感じ↓↓
入り口を入った瞬間、めちゃくちゃ丁寧なご挨拶から、ご案内から…いろいろとおもてなしがあるのですが、複数の従業員の方々から注目を浴びたので、そんな状況に慣れていなくてちょっと落ち着かなかったです。
対応がめちゃくちゃ丁寧なのはいいですが、何か御用はありますか?と、こんなに一度にたくさんの方からアテンションを受けたことがないので、やっぱり落ち着かないですね…。
そして、会社の先輩から、このラウンジに来て「まず最初に立ち寄るべきところ」について聞いていたので、私はラウンジに入ってきてから最初にそこへ向かいました。
ファーストクラス利用者とエティハドプラチナ会員のスパ特典
エティハド航空のアブダビ空港ファーストクラスラウンジの名前に「SPA」とついているように、スパが中にあります。
そして、ファーストクラス搭乗客の方と、エティハドゲストプラチナ会員の方には15分間マッサージが無料で受けられるという特典があるのです。
以前ビジネスクラスラウンジでもこの15分マッサージ無料特典があったようですが、最近はなくなったのか、話を聞かなくなりました。
が、ファーストクラスラウンジではまだまだ提供されています。
もちろん、15分以上のコースも用意されているので、時間があれば(そしてお金を払えば)もっと長いコースの施術も受けられます。
ただ、すべては予約が取れないといけないので、(搭乗時間の関係もあるので)ラウンジに入ったら真っ先に空いている時間を確認してみるのが得策でしょう。
私は今回は背中+肩+首のコースを受けました。
こんな感じのところで受けます↓↓
首・肩から背中のマッサージは、簡易的な椅子に座って受けます↓↓
コースはほかにもヘッドスパやフェイシャルなんかもあるようでしたので、次回はヘッドスパに挑戦してみたいと思います。
ファーストクラスラウンジの食事
ファーストクラスのラウンジでは普通にアラカルトで食事が注文できるようになっていて、私がこの時に行った時間帯は朝食メニューを出してくれました。
が、時間的な都合があり、急いでいる…というと、簡易的ではあるけど、ビュッフェも用意しているので、どうぞこちらへ!と違う場所に案内していただきました。
結局テーブルについていただいたのはカプチーノとオレンジジュース+パイやクロワッサンだけで、そのほかはビュッフェコーナーでいただきました。
やはり、ちゃんとした食事が摂れるのはいいですが、ここでは注文を取ってから配膳まで、多少時間がかかってしまうので、時間的にあまり余裕がないと、少し焦っちゃうだけかもしれません。
テーブル↓↓
余裕があったら、フルブレックファストを頼みたかったですが、また次回…。
ある日の夕食メニュー
アペタイザーは牛肉のカルパッチョ↓↓
トリュフが…のっていました。
お酒は搭乗前に飲みたくないと言ったら、ノンアルコールのモッカテル(似せる…という意味のMockと、カクテルの造語)はどう?とおすすめいただいたので、試しにいただきました。
アペタイザーの後に出していただいた謎のワンクッション…マンゴーのソルベでした↑↑
メインはおさかな…Monkfish(アンコウ)という、なかなかに見た目のグロテスクですが、味はプリプリとした食感で脂がのっていておいしかったです↓↓
デザートはこちら↓↓
とてもお上品な、チョコレート菓子が盛り付けてあります。
お上品すぎて足りなかった私はこの日もビュッフェコーナーへ移動…↓↓
追加でスイーツをいただきました↓↓
また、夕食のお酒ですが、ワインを頼むとアペタイザーから始まり、デザートまで、すべてのお皿にそれぞれつけてくれるので、全部いただこうと思うと、すごく酔っぱらってしまいます。
お酒があまり強くない方は、搭乗前ですし少し気を付けたほうがいいかもしれないです。
時間のない方は最初からビュッフェコーナーへ
ビュッフェコーナーにはチーズやフルーツ、ハム・サーモンなど簡単な軽食が並びます。
サンドイッチとかがある時間帯もあります。
大しておなかがすいてなかったり、シャワーを浴びて時間が無くなってしまったときは直接このビュッフェコーナーへ向かいます。
ここでも別にビュッフェだからと人がひっきりなしに行き来する感じではなく、ゆったりと快適に過ごせます。
ファーストクラスラウンジのシャワー室
毎回、南米出張の時は、アブダビのラウンジでシャワーを浴びるのが楽しみですが、今回もファーストクラスラウンジでシャワーを浴びてきました。
シャワー室はスパの一角にあります。
なので、スパの受付をするときに、シャワーを浴びたい場合は一緒にシャワー室の空室状況も聞くといいです。
全体的に狭いですね…アブダビ空港のシャワーとしては、こっちのラウンジのシャワーのほうが好きです。
それでも清潔なシャワー室↓↓
バスタオルがやたら大きくてびっくりしました。
たぶんシングルベッドのシーツぐらい…背の低い私は気を付けないと引きずります。
トイレも普通…
シャワーは若干がっかり感が否めません。
もっとすっごーーーいミストシャワーみたいなものを想像していましたが、そんなこともなく…。
やはり、広さや天井の高さからくる解放感などは、私の中で一つの高級感を感じる指標なのですが、ここのシャワー室は本当に至って普通でした。
ここなら、羽田空港のANAビジネスラウンジのほうがいいかな。
アメニティも言えばいろいろと持ってきてもらえるようですが、面倒くさかったのと、私自身必要なかったので、わざわざお手を煩わせるのも…いただいても無駄になっちゃうし…と思い、やめました。
ファーストクラスラウンジ内のトイレ!
人のいない隙を狙って撮ってしまいました…良いことではないのはわかっているのですが…。
ここでもシャワー室同様、アメニティーは常備されておらず、全体的にすっきりとした(最低限のものしか置いていない)印象でした。
お掃除の方が、ひっきりなしに出入りしていて、真ん中に置いてあるお手拭きタオルは、一人が使うと、すぐに補充が入りました↑↑
また、歯ブラシやコットンパフ、綿棒など、お化粧直しに必要なものがあれば、すぐに言えば持ってきてくれます。
常備されていないだけで、いろいろなアメニティの準備はあるようでした。
アブダビ空港ファーストクラスラウンジの印象まとめ
ラウンジ内は落ち着いた感じで、パシャパシャと写真を撮るわけにはいかず、あまり写真はないですが、とても落ち着いた空間で快適でした。
ただ、前述ですが、係員の方の人数がとても多くて、たくさん「御用はありますか?」と聞かれ、いろいろと至れり尽くせりな状況が少し落ち着かなかったです。
場違い感が半端なくて、終始「なんかすみません…」な状態でした。
が、スパもとても気持ちよくて、トランジットでアブダビに立ち寄ったので、前のフライトの疲れが吹っ飛ぶと同時に、次の長時間フライトに向けて、良いリフレッシュになりました。
アブダビ空港その他のラウンジの様子はこちら!⇒UAEアブダビ空港のめちゃ快適シャワー&軽食など@Al Dhabiラウンジ
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。