今日も韓国の方と、お昼の会食でした。
ながーくて、暗い雰囲気の中の会議後でしたので、皆さんストレスが溜まっていたらしく、
「よし…辛いものを食べよう…」
と、誰となく言い出したのですが、そんな時の定番が、小さなタコを激辛ソースで煮焼きにした”チュクミ”という料理です。
激辛に挑戦してみたい方には是非オススメです。
ただ、本当に辛くて辛くて…ちょっとでもその辛さを伝えられると、被害者(?)が減るかな…と思い、綴ります。
目次
韓国人のストレス発散方法…
会社でもよく言っている人が多いのですが、
- 疲れると辛いものがたべたくなる…
- ストレスがたまると辛いものが欲しくなる
- 辛いもの食べるとすっきりする
などなど…。こんなことを言うのは、総じて女の人の方が多い印象ですが、韓国人の方に聞いてみても、やっぱり女性の方が辛いものが得意だそうです。
私がいつも一緒に働いている方の中でも、ストレスがたまると辛いものを食べる先輩とかいらっしゃいます。
今日のストレス発散会食メニューは「チュクミ」
すでにタイトルにも書いているのですが、今日は暗い会議が長引いてとても疲れた人が多かったので、
その中同じチームの4人で何か辛いものを食べようということになり、
韓国人ですら「辛いね…」というチュクミをお昼の会食で食べに来ました。
チュクミとは、小さめのタコ(イイダコ)で、大きさは全長15〜20cmほどでしょうか。
それを辛い真っ赤なソースで煮るように焼きます。
めっちゃ赤すぎて最初出た時は本当にびっくりしました…↑↑
赤くて辛いソースの中に、生のタコが入った状態で出てきます。
そして、そのタコのうえにのっている白い棒状のものはトッポギ…激辛料理のチュクミですが、一応気休め程度の炭水化物も入っています。
そして、タコに火が通ってくると、だんだんとタコの形がわかってきますね…。
全部、タコです。
具はタコ(と、トッポギ)しかありません。
上の写真で奥に見えるのは、パンチャン(おかわり自由なおかず)としてでてくるサラダとサンチュ+エゴマの葉。
焼肉屋さんと同じような感じのパンチャンが揃います。
そして、あらかたタコに火が通ったところで、うどんを入れます。
うどんを入れて、一煮立ち?させたら完成です。
そのまま食べてもいいのですが、そのままだと本当に辛いので、私はサムギョプサルのように、サンチュに巻いて、その他もやしのナムルなどと一緒に食べます。
ちなみに、これ↓ちょこっと、赤く見えるのがタコなのですが、ほんの少し…小さいのを入れるだけなのに
舌だけじゃなくて、食道まで辛くてヒリヒリジンジンします…。
韓国人にとっても「辛い」チュクミ…
辛い辛い!と言いながら食べるのがいいんだよ〜
とか、言われるのですが、私はあまりその良さがわからず…それでも、韓国の方にとってもやっぱり辛いのか、からさを和らげてくれるようなパンチャンも一緒に出てきます。
それが、こちら…↓
なんか、サラダスープみたいなものですが、韓国風水冷麺みたいに、しゃりしゃりとした氷が入っていて味も韓国風水冷麺のスープに似ています。
これはなんですか?と聞いてみたところ、
「辛いから、一緒に食べると辛さを和らげてくれるものも必要でしょ?」と…。
そんな対策までしてまで食べないといけないものなのか…との疑問は沸きましたが、とりあえず韓国の方は結構好きな人多いです、チュクミ。
そんな思いしてまで食べるくらいなら、最初から辛さを低減させればいいのに…とかは、思ってしまいましたが、口に出して言ってはいません。
チュクミにうどんを入れたのに…炭水化物オンパレード
さっき、うどんを食べたと思ったのに、部長さんたらさらに水冷麺を追加…みんなで分けようね!と、私にも回ってきました。
「お腹いっぱいじゃないのですか?」と尋ねたら、
「でもチュクミ辛いから…冷麺、いいでしょ!?グッドチョイスでしょ?」とか、お茶目に言う部長さん。
でも、ご丁寧にここで出た冷麺のスープも赤かったです。
ただ、もうすでに舌が麻痺していたので、冷麺の辛さは全然感じなかったです。
というか、この冷麺、たぶん普段食べたらそれなりに辛いのだと思いますが、チュクミに比べたら全く辛くないです。
そして部長さんは、さらに数分後にご飯を頼んでいました…。
これを使って、チュクミのお出汁が出た辛いソースと和えてポックンパッ(韓国風チャーハン)を作ります。
一旦、残ったチュクミは適正量まで減らさないといけないので、お椀に入れておくのですが…上の写真↑手前に見える赤いものが…それです。
赤い赤いと思っていたけど、本当に赤い…改めてびっくりしました。
そして、あれよあれよと言っている間に、韓国風チャーハン完成。
鉄製の平たい鍋にへばりつけるような感じで作ります。
火加減が絶妙だと、底におこげができて、意外とおいしいです…が、やっぱり辛いです。
ただ、もう散々辛いのを食べた後なので、このチャーハンは全然辛く感じませんでした…。
入っているものを考えたら、当然辛いはずなのですが。
こんな日は自分で自分を褒めてあげたくなる…
激辛なメニューで会食をこなしたりすると、無性に自分を褒めてあげたくなります。
「よく、頑張ってるよ…」って、当たり前のことをしているだけなので、誰も褒めてくれないのは当然なのですが、
私にとってはすごく辛い修行のようですので、激辛メニューの会食を乗り切るたびに、これからも自分で自分を褒めてあげようと思います。
それにしても、こんな料理を食べた後しばらくは、仕事にならないくらい
口の中だけじゃなくて、食道から胃壁に至るまで…すべてがジンジン辛いです。
でも、何事も経験ですので…
旅行で韓国に来られた方など、観光の合間に1度はこんな韓国ならではの激辛料理も堪能してみてはいかがでしょうか^^
…と、被害者(?)を減らそうと思い、綴ります…と言っていたのに、無責任にオススメしてしまいましたが、人生1度は食べてみてもいいかもしれません。
これを普通に食べられる方は、韓国滞在中になにか違う世界(激辛道?)への扉が開くかもしれません。
まだまだ韓国には激辛料理がありますので、少しずつ紹介していきますね。
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日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。