韓国焼肉のカルビはもちろん、サムギョプサルもだいぶ知名度が上がってきましたが、トッカルビ…というと、まだまだ「なにそれ？」という日本の方は多いのではないでしょうか。
韓国でも南の方の発祥の食べ物だそうですが、先日蔚山（ウルサン）に行ったときに、食べてきたので綴ります。
トッカルビって何～？
たぶん、私の周りの日本の方にはあまりなじみのない韓国料理の部類に入ると思いますが、…トッカルビとは「떡（餅）＋갈비（カルビ…骨付きの牛ばら肉）」のことです。
といっても…実際にお餅が入っているわけではなく、実のところ韓国風ハンバーグといったところでしょうか。
牛肉だけではなく、中には豚肉や鶏肉が混ざっているトッカルビもあるようです。
韓国料理はとても辛いものが多い中、このトッカルビは珍しく甘辛な（プルコギのような）味付けになっているので、日本人の方にも受け入れられやすいと思います。
今回トッカルビを食べに行ったのは、1986年創業の「オニャンイルボンガ（언양 1 번가）」というところです。
有名人のサインもたくさん！オニャンイルボンガ
外観はこんな感じ↑↑
この日はめちゃくちゃ雨が降っていました…。
お店の入り口上にも「トッカルビ（떡갈비）」の文字が…↓↓
お店に入ると並ぶ壁のサイン…韓国の芸能人には疎い私には誰一人知っている人はいませんでしたが…きっと有名な人々が訪れているに違いないところだと…思われます↓↓
かなり広い店内です↓↓
この日案内されたのは2階席でした。
テーブルにはすでにセットアップされています↓↓
そして、トッカルビのおいしい食べ方…↓↓
押し付けてはいけない！や、3等分に切って！などなど…書いてありました。
そして、ご丁寧にこんなところにまでびっしりと宣伝文句が書いてありましたが…読まないですね…。
ご興味のある方はどうぞ…↓↓
今日いただいたのは、この左側にあるジュモクトッカルビ↓↓
お値段は、150g＝21,000ウォン↓↓
話をお肉に戻して、早速焼いていきます。
最初ののせるところまではお店の方がやってくださいましたが、そのあとはセルフサービスでした。
ので、先ほどの「トッカルビのおいしい食べ方」を見つつ焼いていきます。
トッカルビは甘辛ダレにもともとマリネされているはずなのですが、お肉が鮮やかな赤色です！
このときは4人で12枚いただきました！
1人3枚…で、結構多そうに見えますが、焼くと縮むし…おいしくてパクパク食べれちゃうので、もっともっと食べたかったです…。
甘く味付けしてあるためか、かなり焦げやすいので注意が必要です。
そして、ひっくり返した後は、ジューってつぶしちゃダメ！とのこと…。
ガーリックもてんこ盛りに一緒に焼きます。
おいしい食べ方ガイドに書いてあるように3等分にしました。
そういえば、最近は私の社内での所属部署が変わり、がっつり軍隊的な縦社会から、若干…ほんのりオープンな部署に移ったので、マンネ（一番年下…一番の下っ端社員）が肉を切れ！なんて言われなくなって久しいですが、トッカルビを切りながらちょっとそんな日々を思い出しながら、一人センチメンタルに想い出に浸っていました。
これは付け合わせのネギともやし↓↓
トッカルビが焼けたら、この野菜たちと一緒に食べます！
こんな感じ↓↓
大体韓国のグリルで肉や魚を焼く系は、お肉が豚でも牛でもなんでも食べ方は基本一緒ですかね…
葉っぱ類にいろいろモヤシやらニンニクやら、ネギやらをいろいろお肉と一緒に巻いて食べる…という。
ひとしきりお肉を食べた後は、パンチャンが何種類かと、チゲ（スープ類）がご飯と一緒に出てきますが、日本人的には、ご飯とお肉一緒の方がうれしいかもですね…。
ご飯を先に頼んでしまうのもありかもしれません。
この日いただいたチゲ↓↓
トッカルビは…個人的にはなかなか「トッカルビを食べに行こう！」といったことにはならないのですが、（どうしても普通の焼肉に負けてしまう…）とてもおいしくいただきました。
オニャンイルボンガ（언양 1 번가）の場所
場所はここ…KTXの蔚山駅との位置関係はこんな感じです↑↑
蔚山～彦陽（オニャン）に来ることがあったら是非立ち寄って見てくださいね！
通販で注文もできるようですので、お子さんがいらっしゃるご家庭などに…チュソクなどの贈り物としても喜ばれるのではないでしょうか！
■住所： 蔚山広域市 蔚州郡 彦陽邑 彦陽路 37 （울산광역시 울주군 언양읍 언양로 37）
■電話番号：052-263-2031
■ホームページ：http://www.unyang1.co.kr/
■地図： http://goo.gl/rTYivv
ここのお店は相当有名みたいで、壁のサイン色紙のほか、いたるところに賞状やら、新聞の切り抜きが飾ってありました。
こんなのとか↓↓
あと…少し気になったのは、お店の１階に、とても表情豊かなキティちゃんが居ました。
キティちゃんは仕事を選ばないと聞いていたのですが…とうとうこんなところにまで進出していたとは…
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