釜山~ソウル間のプレミアムゴールドエクスプレスというのに乗ってみました。
バスなのに電車並みに高い…!とびっくりしましたが、
乗ってみるとぐっすり寝ちゃって、意外と快適!
普通特急と同じ値段出すなら、プレミアムゴールドエクスプレスのほうが良い!と思ったので、写真ちょっと載せます。
でも、結論から言うと、時間に縛りのある旅行者の方にはKTXが一番おすすめですかね…そんなところについても後ろのほうに書いています!
前半は釜山のバスターミナルの内部について書いているので、バスの中だけ見たい!という方は目次から飛んでください▼▼
目次
釜山~ソウル間の高速バス移動
気を付けないといけないのが、釜山のバスターミナルは、KTXが出る釜山駅にあるのではなく、釜山駅から地下鉄1号線で40分ぐらいかかる「ノポ」という駅(終点)にあります。
なので、バスを利用しようと思ったときに、釜山駅に行けばいい!と思ってしまって焦らないように、観光ルートとバスターミナルの場所をあらかじめ頭に入れておくのがいいです。
私は釜山観光を終えた時には、南浦洞(ナムポドン)にいたので、バスターミナルまで結構時間かかって焦りました。(幸いにもナムポも1号線だったので、地下鉄の乗り換えとかがなかったのがよかったです。)
▼釜山の地下鉄路線図一部抜粋▼
それぞれの位置関係は
- 赤=バスターミナルの駅
- 青=釜山駅
- 橙=南浦駅(市場とかがある!)
私みたいに釜山観光を終えてから焦らないように、バスターミナルの場所は最初に確認しておきましょう。
地下鉄ノポ駅からバスターミナルまで
ノポ駅の地下鉄の改札を出るとすぐにバスターミナルへの案内が出ます。
たいていバスの絵がかいてあるので、わかると思いますが…
案内に従って進みます!
ちなみに英語表記では「Busan Central Bus Terminal (Express / Intercity)」となっていますね。
釜山高速バスターミナル
バスターミナルにつきました!
改札出てからこのホールにつくまでは5分とかからなかったです。
私は事前にアプリで予約してチケットの購入も済ませてしまいましたが、バスターミナルでチケットを買う場合は自動券売機か窓口で購入できます。
とりあえず券売機には日本語表示もあり…
たまに、こーゆー自動販売機系で、実質韓国に住んでいない普通に観光で来ている外国人には使えない~なんてことあったりするのですが…。
私も韓国発行のクレジットカードで券売機を使ったことありますが、韓国のクレジットカードがなくても、日本語やほかの言語の表示にも対応しているのだから、外国人が韓国外発行のクレジットカードを使って決済することも想定しているはず。
でも、確認していないのでわかりません…すみません。
自動券売機はよくわからないですが、窓口なら確実に日本で発行されたクレジットカードでも大丈夫です!
釜山高速バスターミナル上階から…結構小さいです。
ソウルの高速バスターミナルとは比べ物にならないですよね。
釜山高速バスターミナルのレストラン街
といっても、ちょっと寂しげなシクタン(食堂)が並ぶだけで、特に目新しいものはありません。
無造作に積まれた玉ねぎの山が、なんとも韓国っぽいです。
一番すみっこのほうには、今時なコーヒーショップ(パスクッチだったかな…)も一応ありました。
下の階(窓口や券売機と同じ階)には、おでん屋さんとかもあり、若者でにぎわっていました。
いよいよバス乗り場へ
窓口の上には、釜山のバスターミナルから行ける目的地と値段が掲げられていました。
時間があったら、ノープランで乗りつぶしたいのですがね…会社員だとそうもいかなくて切ないです。
ところで、バスターミナルの券売機や窓口があるところから、バス乗り場に向かうには、さらに奥に進み、階段を降ります。
階段を下りて、乗り場へ…
高速バス↑と市外バス↓への乗り場ですが、ソウル行きバスの乗り場は高速バスの方にあります。
高速バスプレミアムゴールドエキスプレスに乗る!
高速バスが並びますが、プレミアムゴールドバスも他の一般・優等バスと同じプラットフォームから出発します。
プレミアムゴールドて車体に書いてある金色のバス↑↑
乗り場はここしかないので、ターミナルとしてはだいぶ良心的なつくりです。
とりあえずこんな感じ↑↑の風景のところにたどり着ければ、ここのどこかしらから、あなたのバスも出発するでしょう…。
プレミアムゴールドエキスプレス就航のお知らせ断幕↑↑
バス内部の様子
優等のバスでもだいぶゆったりですが、私が優等のバスより気に入ったポイントは、完全に個々の席ごとに目隠しができること…かな。
身体のあまり大きくない私には、席のピッチとかあまり関係ないし、優等の席でも結構リクライニングできるので、角度とかはあまり重要ではないですが、プレミアムゴールドエキスプレスの座席は、席ごとにカーテンがついていて、完全に仕切れるので、結構気にせずいろいろとものを食べることができたり、眠ったりできます。
シートテレビまでついている…
ちなみに、席ごとにカプセルみたいになっているので、前の席の人が思いっきりリクライニングをしてきても、前の座席が迫ってくるような圧迫感もなくていいです。
読書灯は何気に便利ですが、優等のバスにもついていたかも…忘れました。
けど、各席についているし、前述ですが、カーテンでも仕切れるので、夜のバス移動で、暗い車内でも、あまり気にせず読書灯を使って作業ができます。
カーテンない座席で読書灯つけたりすると、何となく隣の席の人が気になったりしませんか…?私だけかな。
シート電源サービスは何気に便利
ちゃんと各席2つずつUSBポートが設置されていました。
電圧もまずまずらしく、私のSurface3も問題なく充電できました。
2つついているのもまたうれしいですよね。
あと気になったのは、ここにスマホを接続すると、目の前のシートテレビで自分のスマホの中に保存されている動画や写真やらを見られるようになっているようでした(Galaxy限定…?)。
プレミアムゴールドエキスプレスのアメニティ
車内で快適に過ごせるように、飛行機のファーストクラスをモデルにしている…という新聞社の記事を見たのですが、そのためか、座席には飛行機で配られるようなアメニティ(質はエコノミークラスレベルだけど…?)もついていました。
- スリッパ
- イヤホン
- アイマスク
機内誌ならぬ車内誌
新幹線や飛行機にはよくありますが、いわゆる車内誌がついていました。
パラパラ紙面をめくっていると、お弁当屋さんの広告が…
上段左から2番目は、お餅にご飯って…すごい炭水化物オンパレードなお弁当が気になりました。
あとは、バスの設備や乗車券読み取り機の使い方など…
座席上部の荷物置き場は意外と狭い
座席上部の荷物置き場は、普通のバスと変わらぬくらいの高さしかないので、少し大ぶりのリュックサックなどは入らないでしょうね…。
大きい荷物はほかのバス同様、バスのおなかの部分のトランクに入れるとして…あとは荷物棚に置かないといけないかもしれませんね。
ちなみにですが…足元には足置きが出てくるようになっているので、思ったほどスペースはありません。
それに、冬場は特に足元の暖房がすごいので、食べ物などが入っているリュックを床に置くのはあまりおススメできないです。
荷物棚に入らなそうで、あまり車内で必要なさそうなものだったら、リュックとかでもバスのトランクに入れてもらうのが得策かもしれません。
釜山~ソウルの途中休憩は1回
ほかの釜山~ソウル間のバスと同様、休憩は1回ありました。
15分くらいの休憩でした。
座席もゆったりで仕切りカーテンもあるし、テーブルも大きいので、何か買っても車内でゆっくり食べられるのがよかったです。
釜山~ソウルバス旅まとめ
プレミアムゴールドエキスプレスは、電車の普通特急と値段が変わらないくらいとあって、とても快適な旅でした。
私のバスは夕方の便だったので、出発からしばらくすると、車内消灯され、かなりリラックスしてソウルまで変えることができました。
バスの車窓から…
さすがに4時間以上乗るので(途中の道路状況とかさらに時間かかることもあるし…)ゆったり行けるところがプレミアムゴールドエキスプレスの魅力ですが、果たして値段に見合うかというと…若干の疑問が残ります。
特に韓国に旅行で来ている方などは、よっぽど私みたいにバス旅が好きじゃないのでしたら、1,000円ちょっと足してKTXでビューっと時間短縮したほうが、いいかもしれません。
そのほうが観光に使う時間をもっと確保できるので…。
バス旅の魅力は、がっつりローカルなバスターミナルや途中休憩でよるサービスエリアで、さらに「ちょっとディープな韓国」に触れられる点にもあると思いますが、あまりそこらへんに興味がなくて、目的地の観光が優先なら、断然KTXがおすすめです。
もっとお財布にやさしい旅がしたいなら、断然優等バス(か、さらに安い一般バス)がおすすめですし…
ってことで、プレミアムゴールドエキスプレスは話のネタ程度にはなるかもしれませんが、旅行者の方にはそこまで選んでまで乗るメリットがなさそうに思います。
ソウルから釜山にはいろいろな行き方があるので、こちらの記事も参考にしてみてくださいね!
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