【韓国料理】上司宅にお呼ばれ…韓国人兼業主婦直伝「タットリタン」

韓国人主婦直伝簡単タットリタン

週末、仕事のない日はほぼ引きこもりで、遠出もせず、出歩くとしても近所のカフェまで…という生活をずっと続けている私ですが、先日ついに会社の上司にそんな生活がバレ、20代が引きこもりとは…そんなことではいけない、うちに遊びに来なさい!となったので、せっかくだしお邪魔してきました。

「何がしたい?買い物とか行かない?」と問われたのですが、「何もしたくない」との答えに、困惑気味の上司は「では、一緒にタットリタンを作って家でまったりしましょう」との優しいお言葉をかけてくださいました。

ということで、上司の家でタットリタンを作ることになりました。

公私混同にまったく抵抗のない上司@韓国

うちの会社では完全に公私混同の人と、完全に分けたい人と…大体割合的には半々ぐらいでしょうか。

今回おうちに呼んでくださった上司の方は、以前働いていた部署にいらっしゃった方で、今はその方も部署異動して私も違う部署なので、あまり接点はなかったのですが、たまに会社でお昼を一緒に食べるくらいでしょうか。

それでも、出張に行けばお土産を買ってきてくれたりと、いろいろと面倒を見てくださっていました。

この日は上司の旦那さんがお仕事の関係で家を留守にすることになっていたようなので、遊びにきな~よかったら、泊まっていきな~と軽いノリで誘ってくださったのでした。

韓国人の兼業主婦直伝…タットリタンの超簡単な作り方

材料はこんな感じ(3~4人分)

  • 鶏肉…1羽分丸ごと
  • にんじん…1本
  • ジャガイモ…中2つ
  • ニンニク…3かけら分ぐらい
  • 長ネギ…2本ぐらい

調味料は…

  • コチュジャン…大さじ3杯ほど
  • ごま油…大さじ2杯ほど
  • みりん…大さじ3杯ほど
  • 砂糖(オリゴ糖)…オリゴ糖大さじ2杯ほど
  • お醤油…大さじ3杯ほど

おしまい。

作り方もいたってシンプル…

  1. 材料を切ってすべて鍋に入れる
  2. 調味料も全部鍋に入れて混ぜる
  3. (時間があれば1時間ほど放置して味をしみ込ませる)
  4. 水を加える(2~3カップほど具が浸るか浸らないかぐらい)
  5. 煮詰める

これだけの簡単な料理だそうです。

では…写真付きで作り方をおさらい

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私たちは本当に時間がなかったので、早速ぶつ切りのお肉を鍋に入れます。

お肉はお肉屋さんから買ってくるときに「タットリタン用に切ってください」と言ったら、本当にブツブツと骨ごとざっくり切ってくれました…↓↓

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そしてこのお肉に野菜を加えます。

野菜もお好みの大きさで大丈夫ですが、今回は時間がなかったので、結構小さめに…早く火が通るように全体的に少し小さめにしました。

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ここでニンニクキューブも投入…↑↑四角く見えますでしょうか…

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これは↑↑ニンニクのすりおろしですが、こんな感じで韓国では売っています↓↓

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製氷皿みたいなところにニンニクのすりおろしが入っていて、冷凍保存しています。

私も前に試したことありますが、本物の製氷皿を使うと、ニンニク臭くてたまらないので、やめておいた方がいいです。

自分で作るよりも、こんな便利なものが売っているので、これを買ったほうがいいです↓↓

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市販のものは、ちゃんとパッケージングされているので、そこまでニンニク臭は高くないです。

でも…結構キューブ一つ一つが大きいので、日本人の感覚からすると…1つ丸ごと入れるとニンニク使いすぎな料理が完成してしまうかもですね…。

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さっき、材料をどかどか入れた鍋に、直接調味料を入れます↑↑

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そして、混ぜます。

やっぱり韓国では手で…ビニールの使い捨て手袋をして豪快にザックザック混ぜました。

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混ぜ混ぜ完了です。

※ここで、時間があるときは少し放置すると具材に味がよくしみ込んでさらにおいしくなるようですが、今回私たちは時間がなかったので、そのまますぐに次の手順に進みました。

この段階で、水を加えます。

水を加えたら後はひたすら煮るだけです。

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食材に火が通ってきたな…という段階で一度味見をして、物足りなかったらコチュジャンやお砂糖などを加えます。

基本的に、食材に火が通ったら完成です。

圧力なべなどを使うと、さらに時短で味もしみ込んで、本当においしそうです。

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完成!

…と、ここまでがタットリタンの作り方の紹介でした。

タットリタンはなぜか韓国の「犬料理」を出すお店に行くときに「犬が食べられない人用のメニュー」として出されるのを見ます。

なぜでしょうかね…どなたかご存知の方教えてください。

この日は、一緒に作ったタットリタンの他、上司のお母さんお手製のパンチャンやキムチなども出してくださいました。

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白キムチ↑↑

毎年冬になる前に漬けて、上司の家まで届けてくれるそうです。

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韓国人の女性の方にしては珍しく、辛いものがあまり得意でない上司も絶賛の「辛くないピリピリキムチ」です。

ピリピリ…とは、辛くてピリピリというよりも、少し発酵が進むと炭酸のようにガスが発生するのでしょうか…若干食べたときにその炭酸がピリピリするためです。

全然辛くなくて、むしろ日本の深漬け白菜のお漬物にも似ていて、おいしかったです。

 

なかなか韓国のごく普通のサラリーマン主婦している方のおうちにお邪魔する機会はさすがに多くないので、今回はお邪魔させていただいてとても楽しかったです。

やっぱり最初は少し私も躊躇したのですが(なんてったって上司の家…気も遣うし、面倒くさくもある…←すみませんという感じですが、最初はやっぱり思わずにはいられませんでした)でも、行ってみてよかったです。

タットリタンの簡単な作り方も習ったので、今度誰かしらにふるまってみようかと思います。

by カエレバ

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Holo holoとはハワイ語で「ぷらぷらお散歩」という意… 将来ハワイでホロホロするのを夢見ながら、現在は韓国でOLやってます。このブログでは、旅行や出張で行った先のことや海外生活で気づいたことなどを綴っています。