韓国で歯列矯正を始めてから、ちょうど1年7か月ほどが経ちました。
最近の通院では、上下の歯の裏に一部小さな針金を添え、内側からも力を加えつつ、せっかく整えた歯がもとに戻らないようにするとともに、リテーナー(透明の歯にカポっとかぶせるもので、これも歯がもとに戻らないようにするもの)を作るための歯形をとったりしました。
この、歯形をとるのがまたすごく大変でして…大きな金属のヘラのようなものに、ねんど状のものをつけて口の中に入れ、ガバっと歯に押し付けるように型を取るのですが、本当に苦痛でした。
が、これを乗り越えないと、リテーナーはもらえないので、耐えました。
といっても、世の中には子供もたくさん矯正しているので、その子たちはみんなこんな苦痛に耐えたんだよなぁ…と思いながら、自分がいかに痛みやら不快感やらに弱い人間なのかを思い知らされて、少し落ち込みました。
そして、型を取ってから10日後、また通院してきたのですが、無事リテーナーができていました!
出来上がったリテーナーを見てニヤニヤ
やっぱり歯並びが劇的に良くなっている!
当たり前ですが、ガチャガチャだった前歯のところがちゃんと歯の高さもそろって、横並びになっているのを客観的に確認できて、本当にうれしかったです。
自分の顔って、毎日鏡とかで見てるからか、なかなか変化にも気づけないのと一緒で、だんだんとよくなる歯並びも、それなりによくなってきたなぁ~なんて思ってはいましたが、このように視覚的に「劇的に変わった!!!!!」って思えたのは、リテーナーを見てからでした。
保存はケースで
ちなみに、歯科医の先生いわく、私が通う歯医者さんの患者さんは、リテーナーをなくす人が続出らしく…透明なため、そこらへんに置いておくと知らぬ間に無くなってしまう…とのことでしたが「”知らぬ間”に無くなるのは本当だろうか…」と思いつつも、ケースに入れて保存してください、と念を押されたので「ハイ」とだけ答えました。
ケースには歯科医院のマークと電話番号が入っていて、上部には通気穴がついています…。
期間については明言されなかったですが、ほかの歯列矯正友達に聞いてみると、たぶん半年~1年ほどはこのリテーナーをつけたり外したりしながらの生活になるようです。
つけるのも外すのもコツが必要
リテーナーを受け取ったときに、歯科衛生士の方がつけたり外したりの練習を手伝ってくださいましたが、一番最初に自分で試したときは、つけるときも外す時も、リテーナーが口の中の余計な場所に当たってしまい、口内血だらけになってしまいました。
かなり時間もかかって、つけたり外したりに15分以上…。
私が手間取って全然できなくて、手伝ってくださった歯科衛生士の方にも申し訳なかったです。
なので、つけたり外したりは、もう少し練習が必要そうです。
どうやら下の歯用のリテーナーは、実際の歯並びと少し幅がずれていてハメにくくなっているようでした。
再度作製することになったのですが、やっぱりリテーナーを作っている期間にも、歯が元の位置に戻ろうとして、少しずつ崩れていっているのではないか…と若干心配になってしまいました。
が…たぶん大丈夫なハズ…です。
代わりのリテーナーの出来上がりを待つことにしました。
リテーナーの値段
日本で歯列矯正をする際や、韓国のほかの歯科医院ではどのような料金体系になっているのかよくわからないですが、私が通っているところは「リテーナー」を別に購入しました。
なので、いままでかかった金額に、今回のリテーナーの金額…350,000ウォンが足されました。
リテーナーは日本円換算で約3万5千円でした。
歯列矯正は一段落…今後の通院
今後は虫歯治療に入ります。
日本では虫歯など全部治療してから歯列矯正に入る先生もいると伺ったのですが、私の歯科医の先生は歯列矯正中に発生してしまった虫歯と一緒に、もともとあった虫歯も今から治療していくとのことでした。
なので、今回の通院ではその際の費用などの説明があったのですが…それがかなり高額で参っています。
虫歯治療に関してはまた次回、詳しい説明を聞いた後に記事にしたいと思います。
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日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。