ブラジルに降り立ってまず最初の難関は空港からサンパウロ市内のホテルやそのほかの目的地にたどり着くこと。
もちろん、宿泊予定のホテルが提供する送迎サービスやエティハド航空などの航空会社がビジネスクラスのお客さんに提供しているようなコーチサービスを利用する予定の方には関係のない話ですが、たいていの場合は空港からのタクシー利用を考えているのではないでしょうか。
空港専用タクシー
サンパウロのグアルーリョス空港では乗り入れることができるタクシーが決まっています。
デザインも独特なので、街中を走っていても「あ、空港タクシーだ!」と、すぐわかります。
防犯上よくないとの声もありますが(旅行者など空港を行き来する人を狙った強盗などがある…)、それ以前に安全なタクシーを空港に確保するという目的から、以前より空港への乗り入れはライセンス方式になったようです。
なので、そのライセンスがないタクシーは空港内のタクシースタンドエリアに入ることができないようです。
車体の水色ラインが目印です。
「グアルーリョス」と書いてあります。
到着ロビーを出ると並んでいるブルーラインタクシー
グアルーリョス空港に到着後、手荷物をターンテーブルで受け取り、税関を通り抜けて出口から外に出ると、この青いラインが入ったタクシーが並んでいるのが見えると思いますので、乗り場はすぐにわかると思います。
ただ、勇み足で先頭のタクシーの場所まで向かっても乗せてもらえません。
グアルーリョス空港のタクシーシステムは、先払いになっているので、タクシースタンド横にある小さなカウンター(タクシーと大きく書いてある)で、自分の目的地を伝えて、それに応じた金額をその場で支払います。
タクシースタンド↑↑
空港までも予約分は「空港タクシー」
ブラジルには99タクシーやEasy Taxiなどのスマートフォンアプリが発達していて、少なくともサンパウロ市内においては、どこでも手元のスマホ操作で簡単に自分がいる場所までタクシーを手配することができます。
また、予約も可能で、ホテルなどでの予約に加え、自分でアプリ経由で手配したとしても、空港までのタクシーは予約分に関して私の経験上すべて「空港タクシー」が来てくれました。
空港までのタクシー代もスタンドでお支払い
空港まで、この空港タクシーを利用した際も、運賃の支払いはタクシーの降車時に社内で…ではなく、この空港タクシー専用カウンターでします。
なので、もちろん空港までタクシーで行く際の目的地は出発ロビー階だと思いますが、いったん運賃の支払いのために到着ロビー(地上階)に立ち寄ります。
そして運賃をタクシーカウンターにて支払った後に、出発ロビーまで送り届けてくれます。
急いでいるときには、とてもまどろっこしいですが、空港タクシーについてはこのようなシステムをとっているので、運賃について運転手さんと揉める様なこともないですし、旅行者には安心です。
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日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。