まだまだソウル随一の観光客にも大人気エリア明洞には客引きも多く居ます。
別に女性だから特に気をつけないと…とかそんな恐れおののくことも無いのですが、コレを食べよう!と思っても、客引きがしつこいからって「まぁいいか」と、ついていってしまうと、お目当てのものは食べられない可能性も…。
ここ最近はあまり客引きに会ってなかったのですが、この日は用事があり明洞に朝からやってたところで、久々に客引きに会いました。
明洞の周辺のカフェなどで朝食を…と思ったのですが、日曜日で行きたかったところが、ことごとく休業だったので仕方なく朝の明洞をさまよっていましたのでした。
本題(しつこい客引きにあった!という話…)に入る前に、朝の明洞の様子と朝食スポット候補2つの写真を載せてみます。
まずは朝の明洞の様子から。
今年はMERSの影響で、明洞もだいぶ人が減ったと聞きましたが、明洞の朝はいつもこんな感じで、結構静かです。
閑散としている明洞の通り…
本当はここ、河東館…ハドングァンにて「コムタン」(牛の内臓をごとごと煮込んだ美容にも良いと話題のスープ)を朝食に食べたかったのですが、残念…定休日。
第一と第三日曜日が定休日だそうで、かなりしょんぼりしました。
ここは人気店なので、スープが売り切れ次第閉店というお店…今日はせっかく朝早くから明洞にいたので、今日こそ食べれると思ったのに、残念です。
ここのお店は韓国人の方もいらっしゃるほど人気ですし、旅行者の方にももちろんオススメです!
場所は…コネストのリンクを貼っておきますので、そちらでご確認をお願いします。
私はまた次回リベンジしよう!と思いつつ前を通過…
(※後日リベンジしました!↓↓)
と、この日は、お隣の店にやってきました。
メニュー↓を見て、ここも朝食に良さそうだな…と思いつつ覗いてみると、かなりの混雑具合。
外で待っている人もいました。
なんでも手作り餃子のお店らしいです。
ここも、今度来てみようと思います。
【本題ここから】しつこい客引きにあった@明洞
コムタンのお店が定休日だったので、しょうがないから同じ「タン」(煮込みスープ)つながりで、ソルロンタン(ソーロンタン?)のお店に来てみました。
神仙ソルロンタンというお店ですが、ここも朝食の時間だというのにとても人気で、この時も日本人の御一行様がお店の前にいました。
また、このソーロンタン屋さんの2階にも、観光客の方にはとても人気なお粥と参鶏湯(サムゲタン)屋さんがあります。
朝食にお粥もいいなぁ…と惹かれつつメニュー↓を見ていると…
やってきました。
しつこい客引きのおじさんが…。
客引きさん…「一人で来たの!?日本人?」
客引きさん…「お粥食べたいの?ここのお店は、人気店で混んでいるから、一人でゆっくりはあまり食事できないよ!」
と、声をかけられました。
内心、(うわっ…来たよ。。。)と思いましたが、私も暇なので少し相手をしていると、
客引きさん…「裏に同じ店の別館があるから連れて行ってあげるよ。」
客引きさん…「同じ!全く同じお店だから大丈夫。値段も同じだし、同じメニューがある!」
と。
(必死だな。。)と少し面白くなりつつあった私はついていくことに。
裏路地を案内され、通されたお店は、はたして…
もう一度…、私が入ろうかなぁ…と思っていたお店はこんな感じ。
少し小綺麗な…そして、まさに観光客の方に人気です!的な雰囲気を醸し出している、材料もよく出るから、古い素材が使用されているかも…とか心配無用そうな、人気店です。
で、案内されたお店がこちら…↓
全然同じお店の別館に見えないです。
そして、メニュー。
いやいやいや、同じじゃない。しかも値段もこっちのが高い!
わたしゃシンプルな野菜のお粥が食べたかったのですが、表通りの人気店は6,000ウォン、こちらは9,000ウォン。
この時点で話が違うと店を出ても良かったのですが、面倒臭かったのと、少し店員さんの交わしている会話が面白かったので、ここで食べることにしました。
でも、ここでお粥を頼むのは微妙だったので、ソルロンタンにしました。
そして、ソルロンタンも表通りの人気店「神仙ソルロンタン」に比べると1,000ウォンこっちのが高い…。
お店の中の様子はこんな感じ↓↓
心配になって、Naverで調べてみたのですが、ここは普通に海鮮が有名なお店みたいですね。
夜は賑わっているのかもしれませんが、なんせ裏通りに位置しているので、やっぱり客引きとかに集客を頼らないといけないのかもしれません。
壁には誰かわからないですが、サインと写真も飾られていました。
このお店のパンチャン(おかず)はこんな感じ。
ソルロンタンは、こんな感じの食堂で出てくるソルロンタンまさにそのもので、至って普通(インスタントというか、出来合い的な普通)でした。
私が食べている間にも、日本人の観光客の方で客引きに連れてこられたんだろうなぁという方が2組ほどいらっしゃいました。
どちらも、地元風(…?)というか、いかにも韓国!なところで食べられていいね!という会話をしている感じの、ポジティブシンキングな方々でしたが…見ている私は「う〜ん」という感じです。
そのように捉えられるならそれでいいです。
けど、残飯使い回しとか、賞味期限切れの古い食材を再利用…などいろいろな噂が多い印象の明洞のお店で、有名店だから安心!…というわけではないのですが、有名店の方が問題になった時のダメージが大きいので、私としてはあまりよく分からない個人経営のお店より有名店のほうが安心できる印象です。
もちろんチェーン店も企業ぐるみでの不正がある場合は、どうしようもないのでしょうが。
もう一度お店の外観。
中に入ってメニューを見ないと、さっきのお店よりこっちのお店の方が高い!とかは分からないですが、ここの外観をみて、しつこい客引きにあったにもかかわらず、引き上げて行った日本人6〜7人のグループも居ました。
余談ですが、韓国語がわかる方は客引きに一度ついて行ってみると、この日の私のように店員さん同士で交わされる、面白い会話が聞けるかもしれません。
完全に外国人観光客をターゲットにしているお店もあるようで、
「逃した!」だの、
「店の前まで来たのになんで入らないんだ!」とか
「今のは◯◯人風の人だから大して金にならない、どっかよそ行けばいいのに…」
などなど、そのお店の事情など結構赤裸々な会話が店内で聞けます。
いくらお客さんが全員客引きに連れてこられた外国人だったとしても、結構無用心に店員同士で、ほぼ叫ぶように話をしている様子は結構面白かったです。
これぞ、私には「ザ・明洞/ザ・韓国」な風景でした。
でも、このお店、韓国人の方のブログに普通には良いレビューもたくさんあるようですので、このお店自体が別に「はずれ」というわけではなさそうです。
ただ、海鮮鍋!と表の看板にあるように、夜に食べるような海鮮系のものがメインお店なので、朝は客引き経由のお客さんの入りがほとんどなのかな…という印象です。
最近は、ブランチ〜とか言いつつ、ソウル市内のおしゃれなカフェばっかり狙いを定めて通っていた私ですが、久々に「懐かしい韓国…」を見た感じがします。
こんなことを言ってしまっては、日本を含め、どの国も同じでしょ?と思われるかもしれませんが、私の感じているまま、言います。
韓国には情の深い良い人もたくさんいらっしゃいますが、韓国語が達者でないのを良いことに、観光客に狙いを定めて良からぬことを考えている方々も同じくらいたくさん居ますので、皆さん韓国旅行の際はくれぐれもお気をつけください。
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日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。