明洞と言えばストリートフードですが、最近はいろいろと発達しているようで、しばらくぶりに明洞に行ってみると、私の知らないストリートフードの屋台がたくさん出店していました。
今回見つけたコロッケ屋さんは、ちゃんと店舗を構えているので、屋台という感じではないのですが、韓国にしては珍しく行列ができていたので、ちょっと私も立ち寄ってみることにしました。
目次
明洞コロッケ
久しぶりに明洞の街を歩いていると、突然現れた行列…↑↑
看板を見ると「明洞コロッケ」とありました。
あまり明洞まで来ることはないので、前からあったのかもしれませんが、なにやら時間帯指定でコロッケを売り出している感じで、今までは時間帯を外していたから行列に遭遇することなく通り過ぎていただけかもしれません。
早速、お店の近くまで行ってみました↓↓
店頭に並ぶコロッケ↑↑
韓国のコロッケは日本のコロッケと少し違って、日本はジャガイモに小麦粉+卵+パン粉をつけて揚げたものをコロッケと呼びますが、韓国ではジャガイモの餡を薄っすらとパン生地で包んで揚げたもののことをコロッケと呼びます。
なんというか…韓国のコロッケは、ジャガイモ餡が入った揚げパンという印象です。
時間指定で売り出される明洞コロッケ
ちなみに、この日私がここを通ったのはちょうどお昼過ぎでしたが、よくよく看板を見てみるとちょうどコロッケが揚げあがって売り出されたばかりのようでした。
↑↑コロッケが出てくる時間の看板
- 午前9時~販売終了まで
- 午後12時15分~販売終了まで
だそうです。
ちなみに、月曜日が定休日です。
明洞コロッケのメニュー
もともと、コロッケしか売っていないので、メニューはいたってシンプルで、こんな感じです↓↓
コロッケは5種類あって、
- 野菜コロッケ
- ポテトコロッケ
- マスタードコロッケ
- クリームチーズコロッケ
- あんこコロッケ
メニューにあるコロッケは種類にかからわず全部1,500ウォンです。
あんこ?とも思いましたが…よくよく考えてみると、たぶん餡ドーナツ的なものだと思います。 (私は実際には食べなかったですが…たぶんそんな感じ。)
早速行列に加わって買ってみた!
店内で食べていく形式ではないので、行列が結構できていても、すぐに順番はまわってきました。
お店の方は外国人には英語で接客しているようで、私にも最初英語で話しかけてくださいました。
アジア人も外国人と韓国人の見分けがつくのかぁ…と感心しつつ、マスタードコロッケを一つ購入。
アツアツです。
ちぎってみると、中からはクリーミーなポテト餡が出てきました。
マスタードコロッケということでしたが、マスタードはほんのり香る感じで、そこまで強烈ではなかったです。
マスタード好きな私としては、もう少しツーンとしてもよかったかな。
でも、冬の寒い時期の韓国では、こんなアツアツストリートフードの買い食いも韓国旅行の醍醐味かもしれません。
寒い時期に韓国に行かれる方は、寒い中でホカホカの明洞コロッケが一層おいしく感じられるかも…
その他明洞の屋台フード(番外編)
最近、全然明洞に行っていなかったので、私が遅れているだけかもしれませんが、明洞の通り沿いで目についた屋台の写真を撮ってきました。
練り物
私がよくデパ地下で食べている練り物…↑↑、明洞の屋台フードにもなっていたのですね!
デパ地下での買い食い関連記事…↓↓
ここの屋台でも、その場で練り物をお兄さんが揚げているようでした↑↑
カニの姿から揚げ
ワタリガニのから揚げ↑↑
カニの形をしている…まんまカニのから揚げがありました。
このカニ、韓国人は好きなようで、よく食べます。
カリカリしていておいしいですが、日本ではあまり食べられないかと思います。
タコ焼き
日本の屋台フードと言えばタコ焼きとか焼きそばを思い浮かべますが、韓国もタコを焼く屋台があるのですね…ただ、タコを串に刺して焼いただけですが…
一般的な韓国料理は素材そのままを、焼いたり煮たり揚げたりするイメージが勝手にあります。(鶏を一羽丸ごと煮る・揚げる、肉をそのまま骨付きで煮る・焼く…などなど…)
この串に刺さったタコもそのまま焼いてシンプルにマヨネーズなどのソースをかけて食べていました。
ステーキ
知らない間に、ステーキの屋台も出ていました…私は初めて見ました…。
けらんパン(卵パン)
韓国の方も大好きな「けらんパン」です。
真ん中がくぼんだ楕円形のマフィンみたいなパン生地に一つ卵を落として蒸し焼きのようにしたパンですが、なかなか人気があります。
明洞でも屋台から立ち上る湯気につられたのか、寒い中ホカホカの「けらんパン」を食べている人を何人も見かけました。
レインボー綿菓子
この綿菓子、各色の味が違うとか…違わないとか…。
レインボー綿菓子を作って売っている屋台をいくつか見かけましたが、前に行くと味(香料)付きのカラフルなお砂糖を使っているのか、とても甘くていい香りが立ち込めていました。
甘いものが大好きな私も香りにつられて買ってしまいそうになりましたが、一人で食べるにはさすがに大きすぎるので、今回は見送りました。
…と、最初のコロッケの話からはだいぶずれましたが…、韓国の屋台の実演販売は日本のよりも豪快で面白いものが多いように思います。
いろいろと屋台フードに挑戦したいなぁと思いつつも、衛生的にどうとか考えると、躊躇する気持ちもあります。
まぁでも、旅行などでソウルに来た際、旅の思い出にいろいろと食べ歩くくらいなら…日常的に食べてなければ大丈夫かなぁと思いつつ、友達とかがソウルに来て屋台フードが食べたいとリクエストされるたび、明洞に立ち寄ったりして、私も食べたりします。
何度も旅行で韓国にいらしている方も、たまに明洞に立ち寄ってみると、新たな発見があるかもしれません。
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。