一人暮らしをしていると、○○が少し食べたいんだけど、売っている単位が多すぎるので食べられないなぁ…ということがよくあると思います。
韓国で独り生活している私にとってその中の一つが「フライドチキン」です。
チキン屋さんの前を通りかかるたびに香りに誘われて食べたくなるのですが、大抵は一人で食べきれいない量でしか売ってもらえないので、断念します。
が、たまに「カップチキン」なるものをチキン屋さんで見つけます!
そしてそのたびに私は思わず買い食いしてしまうのです。
住宅地で見つけた甘辛ソースを絡めたフライドチキン
今回たまたま見つけたところも、何の変哲もない、韓国にはよくありがちなチキン屋さんです。
韓国人の方は本当にチキンが大好きなので、よく会社帰りにもチキンを食べに行きます。
ソウルの街にはチキン屋さんがあふれかえっていて、飲み屋街にはフライドチキンとビールを売りにしている飲み屋さんが多い中、住宅地にはテイクアウトして家で食べたり、お土産に買って帰る用が売っているチキンスタンドなるものをよく見かけます。
韓国人のサラリーマンの方(私も)がよく会社帰りに食べに行くチキンはこちら↓↓
そしてこれが、散歩途中に住宅街で見つけたチキンスタンドです↓↓
すごく間口も狭い店舗ですが、中はほぼ厨房…
入ってすぐにカウンターがあって、そこで品物とお金のやり取りをするだけのスペースがあります。
この店舗は本当にお持ち帰り専用のようで、中で食べるスペースはありませんでした。
店舗によっては住宅街にあっても、数席設けていたりするところもあります。
メニューはとてもシンプル
- フライドチキン
- フライドチキンの甘辛ソースあえ
- フライドチキンの辛ソースあえ
などなど…それぞれサイズが選べます↓↓
ちなみに、フライドチキンは1羽か半羽(?1/2羽分)のサイズがあります。
カウンターの上にもさらにシンプルな写真なしのメニューが…↓↓
ソースがあえてあるチキンの箱の大きさは大中小となっていて、ボックスの見本が置いてありました。
小とあるのは、私が頼んだカップチキンです。
サイズは小さいのにすると決まっていたのですが、ソースを辛いのにするのか甘辛いのにするのかが決まってなかったので、迷っていると、辛いのはやめたほうがいいので甘辛にしましょう!とお店の方がかなり強めに推してくれました。
少し話をする中で韓国人ではない…とバレたからでしょうか「辛いソースの方は辛いのよ~あなた、大丈夫かしら」って、すごく念をおしてくれました。
私は素直に甘辛ソースあえにしましたが、こんなちょっとしたやり取りができるのも住宅地にある地域密着型のお店だからかも…。
早速注文をすると、揚げたてのチキンをこの窯みたいなところでソースとあえてくれます。
出来上がり
店内の写真をパシャパシャ撮っていると「できたよ!」とフタを閉める前に撮影タイムを設けてくれました。
せっかくなので、カウンターの上で出来立てのカップチキンを撮影!
そして、フタをしてからも撮影タイム…続きます。
やっと撮影タイムが終わり受け取ったのですが、せっかくしてもらったフタは即外して、いただきます。
かなり味が濃いですが、揚げ物が食べたくなったり、チキンが食べたくなった時にちょこっとだけ買えるのでとても重宝します。
さすがに一人暮らしだと、チキンを買ってきても普通のサイズだと飽きてしまうし、ましてや何種類もそろえるなんてできないのですが、このカップチキンだと「今日はこの味…明日は…」と毎回その時の気分で少しずつ食べることができるのもうれしいです。
でも、道で買い食いなんて、なかなか日本ではできないのですが、韓国では「旅(ではないけど…)の恥は掻き捨て」なんて気持ちが大きくなっていろいろとできてしまうのは、私の神経が図太くなったからでしょうか…。
日本に戻った時に気を付けないと…なことが最近はたくさんあって困っています。
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。