ブラジル人は基本的に陽気で話好き、そして冗談を言い合うのがとても好きなのですが(たまにすごく下品なのもある…)、そんな中でも印象的だった定番ブラジル人ジョークのメモ。
ブラジルでブラジル人と働いていると、たくさんジョークを聞くのですが、すぐ忘れちゃうんですよね…また、思い出したら追記していきます。
ブラジルとアルゼンチンは仲が悪い?
ブラジル人は言います。
「南米は良い国ばっかりだよね!でもどの国にも欠点が1つずつある!」
と、ここで言う南米は強国3大国…ブラジル、チリ、アルゼンチンの3カ国のみ。
そのほかいわゆる「南米」にあるペルーやボリビア、パラグアイ&ウルグアイ、コロンビアやベネズエラ…などなどは話題にあがらない。
そしてジョークは続く。
「ブラジルはすごく美しい国!!!けどなぁ政治が全然だめ…政治家が好き勝手やっているのが難点」
「チリもすごく美しい良い国!!!けど、地震があるからなぁ…ちょっと怖いのが難点だよ」
そして最後はアルゼンチン。
「アルゼンチンも良い国だよ、街並みも美しいし!!!けど、アルゼンチン人は性格に難あり!!」
だそうです。
もちろん冗談なのですが、ブラジル人と一緒にいると、会話の節々に「アルゼンチン人と何かあったのか!!??いじわるされたのか…!?」と思えることが多いです。
それにしてもアルゼンチン人…特にブエノスアイレスの人への言い種を聞いて感じるのは、スケールは全然違うかもしれないけど、関東人と関西人の関係性に似ている気がする…。
ブラジルの「怖い」良い人アピール
またまたブラジル出張中、ブラジル滞在も少し慣れてきたある日の一こま…
「銃をつきつけて”財布を出せ”と言われても、無抵抗に財布を渡すと、たいていの場合は打たれずにすむ。」
とか、
「助かりたければ、無抵抗に財布や持ち物を渡すのが得策だよ。」
と、犯罪大国という側面のブラジルや、治安とか防犯対策についてのまじめな話をしている最中に突然始まった”ブラジル人良い人アピール”
「でも、ブラジルでよかったね、出張先…ブラジル人は良い人だもの。」
いやいや、ついさっき銃を突きつけられる強盗が横行している!って話をしていたばっかりじゃないか…と思ったのですが、ブラジル人はかまわず続けます。
「コロンビアだったら、”金を出せ!”って言う前に、バンバン2発ぐらい撃ってから(殺してから)金を奪っていくのが主流なんだから!!」
「ね!ブラジル人、超良い人でしょ!?」
なるほど…最初に”金を出せ!”って言っておとなしく出せば、たいていの場合は撃たれずにすむ…ってことで、ブラジル人は良い人なのか…。
ブラジル人のブラジリアンジョークは、皮肉満載でブラジル人同士が言い合うのはとても面白いのかもしれませんが、なんせ自国や自国民(ブラジル人)への皮肉めいたコメントが満載なので、外国人の私が一緒になって笑うのはどうかな…と思えるジョークも多いです。
まさに、「自分で言うのはいいけど、人に言われるとムカつく」状態に陥ることもあるかと思いますので、外国人としてブラジル人のジョークを受け止めるときは、反応に気をつけたほうがいいかもしれません。
仲がよければ(気に入ってもらえれば)たいていのことは笑って許してくれるブラジル人ですが、やはり国は違えど不快に思うポイントはどこの国の方も同じかと思いますので、私は気をつけています。(特に素面の時!!)
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。