気仙沼駅からBRTに乗ってきました。
いろいろと思うところがありましたので、ブログに書こうと思いました。
出張で東北にくることになり、もちろん東北が地元ではないので観光客目線でしか見れてないですが、常に外国人と一緒に仕事していて、今回の出張も外国人と東北に来て…
いくら地元が東北ではないとしても、私達日本人が感じることと、外国人が東北に対して感じるところにすごく温度差を感じています。
私にできることが何かはわからないですが、東北へ来て・見て・感じて…ということを書きます。
気仙沼駅構内
以前線路があったところに道がひいてあり、バスが行き来します。
普通に鉄道の駅と同じような印象です。
停車位置にはこのように停留所のマークがあります。ここからバスに乗り込みます。
私が乗ったのは土曜日のお昼ごろでしたが、地元の方らしき方々が列を作っていました。また、ちらほらと、観光客と思われる方もいました。
バス車内
↑↑写真にもあるように、バスの片側は窓側に向いた席の配置になっています。観光客用なのでしょうか…私も窓に向いた席に座りました。
上の写真でもわかるように、前方を見ると、今走っているところは昔線路だったんだ…と改めて気づかされます。
気仙沼から出る大船渡方面のバスですと、窓に向いた席に座っていると海がきれいに見えます。
日向で少し暑かったですが、車窓から見える長閑な風景を満喫しました!
震災で被災した土地…復興について
私は、震災があったときも日本におらず、あまり震災の規模の大きさについて体感できていなかったのですが、今回東北を…南三陸の地域を訪ねて改めて感じさせられました。
まっさらな、何も無い土地が広がっているところも有り、津波の規模の大きさを想像すると胸が痛かったです。
道中、大きな建造物があるな!と思ったら、どうやら土地整備のため砂などを運ぶパイプライン…みたいです。
また、バスは途中陸前高田市の高田高校前でも停車するのですが、そこから高校生が何人も乗車して、ほぼ満員になりました。
私は、来たくて東北に来ましたが、ずっとここに住んでいる方々は…目の前に居る高校生は、たとえばクラス内に家が完全に流されてしまった人と、そうでない…片付けをして手直しすればそのまま住める人が居たり…
同じ地域に住んでいても経済状況も違えばその後の生活への影響も違ってきたりと…
それが同じクラス内でもいろいろな状況の家庭があるのか、と思うとバスに乗り込んできた高校生達を見ながらとても複雑な気持ちでした。
途中このような看板も何度か見ました。
「過去の津波浸水区間 ここまで」
今回、出張を絡めて普段なかなかこれない東北に来ることができて本当に良かったです。
やっぱり話だけ聞くのと、実際に見るのは違いました。もちろん、実際に経験したわけでは無いのですが、話しか聞いてなかったので…
しかも違う国から他国の視点で報道される「震災」を通してしか知らなかったので。
今度はもう少しゆったりと東北を旅したいと思います。
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。