こんにちは、いつもブログに来ていただいてありがとうございます。
今日は、ブラジルで働き始めて早2か月が経過したので、そろそろ「ブラジルでブラジル人と働く」ことについて、書いてみたいと思います。
ブラジル人と言っても、私の会社の方々なので、もちろん誰にでもどんなブラジル人にも当てはまることではないと思いますが、これからブラジルでお仕事をなさる方や、ブラジル人とお仕事をなさる方のため、少しでも参考になったらいいな…との想いで綴ります。
目次
一緒に働いてみたら…ブラジル人ってこんな人
南米の担当になってから初めてブラジル人との交流が始まったのですが、ブラジルといえばサンバ、カーニバル、サッカー…などなど、それくらいしか思いつかなかったぐらい無知でした。
ここにきて2か月ほど、毎日ブラジル人と仕事して…ブラジル人と食事をして…ブラジル人と話して…と、現地に溶け込もうといろいろと毎日奮闘しています。
少しブラジルで過ごしてみて、気づいたことを書いてみます。
挨拶はほっぺにキス
たぶん、アジア人の方がブラジル人と出会って一番最初に戸惑うのはブラジル式の挨拶だと思います。
1回目に初めて会った時の自己紹介兼ねての挨拶は握手で終わりましたが、2回目会うときからは親し気にハグ+ほっぺにキスをしてきてくれました。
私は海外生活が長く、生活圏がヨーロッパだった時もあったので、そこまで戸惑わなかったですが、ほかの韓国人の方々はかなり戸惑っていた様子で…ブラジル人の方もそれを察したのか、韓国人の同僚に挨拶時ハグ+キスをしてくる人はあまりいなくなりました。
めちゃくちゃよく話す
会社には仕事をしに来ているのはブラジル人も一緒ですが、とにかく仕事場でもよく話をしています。
手が止まってる!と、私の同僚たちはカリカリしていますが、「パリパリ(早く早く!)」と急かす文化が根付いている韓国人には理解できないくらい、人と会うたびに立ち止まって話をしています。
私の会社だけなのか…と思ったら、ほかの取引先に行っても、かなり話が好きな様子…今のところ、あまり寡黙なブラジル人には出会ってないです。
食事がにぎやかで楽しい
食事についてですが、私は食べるのが遅いので、いつも会社の人と食べるときは「どうか話しかけないでくれ…」と願いつつ、黙々と食べています。
そうしないと、ほかの韓国の方(特に男性の方)が食べるスピードについていけないからです。
なので、食事中は一言も話さず、一生懸命食べるのですが、ブラジルに来て食事中みんなで話しながらゆっくり食べるスタイルに変わったので、私は本当にうれしい限りです。
食事を楽しめる雰囲気があるので、私も焦らずに食べることができてとても楽しいです。
が、ここでも話好きなブラジル人のペースで、私が今一緒に働いているブラジル人の方々は、食事+食後のコーヒーの間もずーーーっとしゃべっています。
ただ、別に韓国の方のように、一人で食事をすることに抵抗を感じるわけではないようで、普通に会議などで、ほかの人とスケジュールが合わないからと、1人でランチに出かける人もいます。
韓国ではいつも一人で食べている人がいると、心配したりするのです(何かあったのか?どうした?など)ここでは別に一人で食べていても「会議か何かあるのかな~」ぐらいで、変な目で見られたり、変な心配されたりしないのがとても心地いいです。
時間にゆるい
もちろん、仕事の場合は時間は守りますが、個人的な約束などは結構ゆるゆるです。
「ごめ~ん遅くなった!」でたいていの場合は済まされます。
私は遅刻が一番嫌いなので、すごく早く約束の時間についてしまって、近くのカフェで時間をつぶしたり…ということがしょっちゅうなのですが、ブラジルでは毎回本を持ち歩くようになりました。
カフェなどが近くにあるとは限らないので、そこら辺のベンチなどでも時間がつぶせるように…。
でも、別に悪気があるわけではなく、遅れそうになったら連絡をちゃんとくれる人もいるし、ドタキャンしても行きたくなくなってキャンセルなんて場合じゃない限り、向こうの都合で代わりの時間を勝手に指定してきて「今日○○時の約束はやめて、こっちの時間に変えようね!これでおっけ~?」とローラみたいに明るく言われて終わります。
けど、そのかわりこちらの都合でキャンセルをしないといけなくなっても理解してもらえるので、お互い様ということで、あまり私は気になりません。
握手をたくさんする
挨拶の度に、一日に何度も握手します。
私の場合、男女ともにたくさん挨拶でハグ+ほっぺにキスもしますが、男性の場合、女性とはハグ+ほっぺキスの挨拶で、男性同士は握手です。
日本人の挨拶とはだいぶ違いますが、慣れればなんてことないです。
名刺交換が雑
取引先に会議に行ってとても驚いたのですが、名刺交換がとても雑です!
挨拶して、どかっとイスに座り、「あ、忘れてた」と言わんばかりに、ノートのページに適当に挟んであった名詞をおもむろに引っ張り出し、机の上を滑らせるようにトスしてきます。
私が下っ端だから!と思って最初は丁寧に差し上げていたのですが、ある時から私もテキトーに渡すようになりました。
みんなあまり名刺交換を重要視していないようです。
名刺を交換する姿勢にこだわるよりも、実際の交流を大切にしていますと言わんばかりに、ちゃんと目を見て自己紹介して一通り挨拶をして、ちょっとした世間話をしつつ、みんな席についてコーヒーが運ばれてきたころにおもむろに名刺を…
ということが多かったように思います。
業界にもよるのでしょうか…ブラジルにいる間、1週間に5~20人新しい人と常に出会ってますが、今までの名刺交換は両手でしたことがありませんでした。
ブラジルでブラジル人と仕事をする…
2か月程度ホテル暮らしをしたからって、ブラジルの何がわかるかと言うとそこまであまりどっぷりと現地の人に混ざって生活しているわけではないので、よくわからないことも多いですが、少なくともオフィスで会うブラジル人のことは、ようやく少しずつ分かってきたかな…という感じです。
これからもまだしばらくブラジルでブラジル人とのお仕事は続くので、また新たに気づいたことがあったら記事にしたいと思います。
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。