肉ばっかりの生活が続くブラジルですが、北ブラジルのシーフード料理もなかなかに美味しいので、私に決定権があるときは、シーフードをリクエストしています。
全世界での(日本以外で)日本人人口No.1を誇るサンパウロ市なので、日本食も美味しいものがたくさんありますが、せっかくブラジルにきたら、ブラジルっぽいもの食べたいですよね?
目次
美味しいレストランが立ち並ぶビラマダレーナにあるシーフード屋さん
残念ながら、夜の道端でスマホ出して、のほほ~んと写真を撮る勇気が無かったので、お店の外観写真はありません…
が、かわいいお魚の看板が目立つ入り口でした!
お店の内部はこんな感じ!
1階部分には、魚介類が並べられているショーケース、そしてグリルコーナーがあって、1階のテーブル席は少なめです。
そのかわり、2階というか、ロフトみたいになっている部分には結構なテーブル数があります!
海の幸のほかにアマゾンの幸が並ぶメニュー
色々とありすぎて、何がなんだかよくわからないですが…
メニューはとりあえずこんな感じ。
手書き風な文字がかわいいです。
メニュー見ても分からなかったら、下の階に行って、ショーケースから指差してみてもいいかも。
日本では見慣れない、少しグロテスクな魚がたくさん…
アマゾンの淡水魚には先入観として「ちょっと臭そう…」というのがあったのですが、色々なところで食べてみた限り、調理の仕方によっては、川魚特有の臭さは気にならなかったです。
もちろん、「う~ん…」ってのもたくさんあったけど…。
そして、メニューには生牡蠣もあるようでしたが、一緒に行ったブラジル人同僚いわく「まぁ大丈夫だと思うけど、やめておいたほうがいい。」とのこと。
あたると怖いので、食べませんでした。
頼んだ料理の写真を有る限り載せます…
ちょっと後半みんな酔っ払ってきて、写真が無い料理もありますが…
小さいカニの身をほぐして、チーズやなにかと一緒に焼かれている、グラタンのような食べ物。
若干塩辛いところを除けば、美味しかった!
イカリングフライ!
ソースはタルタルソースっぽいんだけど、何か植物の種というかフルーツ系のつぶつぶが入っていて面白い食感と風味!
これまた若干塩辛いところを除けば、美味しかった!
パステウ!ブラジルの定番おやつ
パステウ…というブラジルのみんなが「コレは日本料理だ!」と言い張る、おやつ?おつまみ?みたいなもの。
感覚的には揚げ餃子です。
ブラジル出張で来始めのころに、パステウって何?…と、ブラジル人同僚たちにきいたら、「パステウ、日本にないの!!!???日本料理だよ!!??」って驚かれたころが懐かしいです。
ピラニア食べた!ピラニアスープを食べた!
私が食べてみたいって言って頼んでもらいました。
ピ・ラ・ニ・ア。
ブラジル北部の内陸…アマゾンのほうでは日常的に食べられているとのことですが…なかなか日本では食べられないのではないでしょうか。
お刺身でも食べられる?とのことでしたが、とりあえず生ものはやめよう…と、やめました。
万が一体調を崩すといけないので…ブラジルからの帰国が迫っているときには、体調管理…本当に大切です。(体調が悪いと30時間の空の旅は、すごくキツイ…)
ちょっと脱線しましたが、味は…やっぱり若干塩辛いですが、美味しい!
パクチーが使われていて、それがパンチになっているのですが、基本的には魚の出汁が良く出たスープ…
ちょっと写真が残飯みたいになっていてあまりきれいじゃないですが(暗い店内スマホ撮影でピンボケ…)、ピラニアの身は結構ぷりぷりしていました。
ピラニアを食べるなんて、とても良い経験となりました。
練乳入りカキ氷カクテル
ブラジルでは、ビールかカイピリーニャというカクテル(カサーシャと呼ばれるサトウキビのお酒とフルーツなどを混ぜたカクテル)をよく飲むのですが、この日はハスパディーニャというカクテルを頼んでみました。
ブラジルっぽいものをお願い!と言ったら、カサーシャ&パッションフルーツ入りのをおススメされたので、それにシマシタ。
見た目はカラフルでかわいい!
味も練乳のおかげで、かなり甘めで飲みやすい…けど、カサーシャという4~50度のお酒がベースなので、気をつけないとすぐに酔ってしまいます。
美味しいです…美味しいのですが、甘党の私にですら甘すぎて、何杯も飲めない感じ。
あとは普通のビールやカイピリーニャを飲んでいました。
ブラジルの激辛ソース
ところで、ブラジルの料理は塩辛いイメージはあるけど、ただただ辛いイメージというのは無かったのですが、今回ここのレストランにあるソースを試してみて、ブラジルにも激辛マニアがいるのか…と思いました。
今の居住国が韓国なので、普段から辛い韓国料理を食べることが多い私は、それなりに辛さには耐性があるほうだと思うのですが(平均的な日本人の方よりも辛いもの大丈夫な自信あります!)…
この、謎の黄色いソースが超絶辛かったです。
韓国の高の爪の辛さとはまた違った…ジンワリと喉を焼かれていくような辛さです。
舌はもちろんしばらく麻痺した感じになって、ソースを試してみた後、しばらくは何食べても辛い!でした。
そして喉が…舌よりも大変でした。
火を噴くような辛さ!という派手さはなくて、ジーーンと辛い…ゆっくり辛い…感じ。
とにかくいつも韓国で味わう「辛さ」とは、またちょっと違った「辛さ」でした。
ピラニアが食べられる話題のシーフードレストランの場所
ビラマダレーナという、サンパウロでもレストランやナイトライフで有名な、夜遅くまでにぎわっている界隈にあります。
Peixaria Bar e Venda
ブラジルの辛いソースに、練乳カキ氷カクテル(ハスパディーニャ)とピラニア…2015年からの累計ブラジル滞在日数がすでに1年目前なのに、色々と初めてで、とても楽しいディナーでした。
最近サンパウロでも人気のレストランで、週末とか夜も更けてくると、テーブルが見つけられないくらい結構混んでいるようです。
それでも、サンパウロスタイル?というかブラジルスタイルで、ビールだけ先に頼んで、お店の前でテーブルが空くまでおしゃべりを楽しむ…というのも、それはそれでまた乙かもしれません。
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。