スンデ嫌いな私も好きになっちゃった!韓国食堂「談笑スンデグク」

韓国でボッチ飯…スンデをお持ち帰り!

スンデとは、韓国風のソーセージのことで、豚や牛の腸に具材を詰めたものです。

そしてスンデグクとは、その韓国風ソーセージをスープで煮込んだものです。

外国人の間では、結構好き嫌いが分かれるのですが、私も今までずっと食わず嫌いというか、あまり私好みスンデに巡り合えず、なかなか好きになれずにいました。

が、先日風邪をひいたときに、上司に連れていかれた(連れて行っていただいた…)のを機に、スンデグクがマイブームになりつつあります。

スンデにもいろいろ種類があるようですが、私が最近おいしく食べているスンデのお店情報を載せます。

タムソサゴルスンデ

담소사골순대…漢字で「談笑」(タムソ)と名前のついているチェーン展開しているスンデ屋さんで、最近ソウルの街でよく見かけます。

結構いろいろなところに出店しているようですが、ソウル各地だけでなく地方都市にも店舗を持っているようです。

お店の外観

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何店舗か行きましたが、どの店舗も同じようなつくりになっています。

店内の様子↓↓

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なぜか石のオブジェが真ん中にデーンとあるのですが…何を意味しているのでしょう。

チェーンのスンデ屋さんですが、どの店舗にも似たような装飾やパフォーマンス的なスンデスープを煮ている巨釜がありました。

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通りに面している窓際に、小さく仕切られてガラス張りの小部屋があるのですが、その中にこんな巨釜があります↑↑

中をのぞくと…スープ。

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談笑サゴルスンデのメニュー

私がいつも頼むのは、豚のスンデが入っていない、牛だけのスンデグクです。(上から2番目↓↓)

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ここはチェーン店なのに、店舗によって少しずつ値段が違うようですが…私がよく行くお店(2店舗ある…)はお持ち帰りだと4500~6000ウォン(白ご飯なし)と、とてもリーズナブルな価格で栄養も満点のスンデを提供しています。

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いろいろな賞を取りました!と自慢しているページ↑↑

どんな賞かは…あまりよくわからないですね…少し見てみると「2015年大韓民国革新企業 大賞」って…経営に関する賞でしょうか…あまり味を保証するような賞ではないような気がします。

そのほかも「2015年国家消費者中心ブランド 大賞」…う~ん、これも微妙。

ま、とにかく、お客様のことを第一に考えている革新的で次の時代に必ず来る!と言われている企業…という感じの賞の受賞歴が並んでいます。

スンデグクお持ち帰りセット

普段から、韓国の食堂ではなかなかしにくい「ぼっち飯」が私の基本なので(※韓国では一人でご飯を食べている人はとても珍しい…)、さすがに家族連れでにぎわうスンデ屋さんの4人掛けの席を一人で陣取るわけにはいかず、ここのスンデが食べたくなったときは、基本いつもお持ち帰りします。

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お持ち帰り用牛スンデ…6,000ウォン。

(なぜかほかの店舗で4,500ウォンのところもあった…店舗によっては値段とそろっているメニューが違うので要確認。)

ビニール袋の中身はこんな感じです。

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スープと、スープの具、そしてパンチャン(韓国風おかず)です↑↑

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スープのパックは少し深めでかなり量も多いですが…、たぶん500ml以上はありそうです!

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具は、スンデの数はたぶんどこの店舗も同じですが、ほかのネギやお肉や透明の麺は、店舗によってかなり量が違います。

パンちゃんはこの二種類↓↓

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私は特にこの左の細切り大根が大好きです!

お店で食べるとお代わりし放題なのに、お持ち帰りだとこれだけしかもらえなくて、残念です。

お持ち帰り用は煮てもらうか自分で煮るか

ここのスンデをお持ち帰りで頼むと、いつも聞かれるのが「煮ておきますか?自分で煮ますか?」という質問です。

お持ち帰り用のスンデも、お店で出てくる感じ(あらかじめ具材がスープで煮られている状態)で持ち帰ることもできるのですが、原則「10分以内に召し上がるのでしたら、煮たものをお持ち帰り用にパックします~」とのことでした。

でも、私はいつも自分の好きなタイミングで食べられるように、スープと具材が別々にパックされて渡される「自分で煮る」セットでもらいます。

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食べたくなったら、スープと具材を鍋に入れてぐつぐつ煮るだけ。

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煮る前はこんな感じだったスンデも↑↑…煮た後にはこんな感じに↓↓

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腸の部分が煮られることによって縮まって、中の具材が飛び出しています。

白い方のスンデ↓↓結構見た目はグロテスクな部類に入るのでしょうか…美味しいですのでいいのですが。

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スンデには普段摂りにくい鉄分などの栄養素も豊富で、スープもおいしくて体も温まるので、冬にもおススメですが、韓国人の私の同僚たちは、前日飲みすぎた時などにスンデを食べるといいよ!と言っていました。

韓国の人は昔から肉食で、牛や豚など、肉だけでなく、ほかの内臓や血までも無駄にしないようにいろいろな料理に使っていたようですが、もともと傷みやすい内臓や血などお腸詰にして蒸して、少しでも消費期限が長くなるように工夫されたのが始まり…と言われる(…と、聞いた)スンデも、韓国独特の料理の一つだと思います。

日本人に大人気なソルロンタンや参鶏湯などもいいですが、地元韓国の方々が大好きな栄養たっぷりスンデも、是非試してみてください。

by カエレバ

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ABOUTこの記事をかいた人

Holo holoとはハワイ語で「ぷらぷらお散歩」という意… 将来ハワイでホロホロするのを夢見ながら、現在は韓国でOLやってます。このブログでは、旅行や出張で行った先のことや海外生活で気づいたことなどを綴っています。