韓国語能力試験、留学や韓国での就職に有利なTOPIKってどんな試験?

韓国へ留学で来てたり、働きに来ていたり、みなさんそれぞれ韓国へ来た理由は違うと思いますが、韓国語を学習している方なら一度は耳にしたことがありますよね。

韓国語能力試験とは、英検みたいな、韓国語バージョンの検定試験ですが、私も必要に迫られてと言うよりは、今後のことを考えて、転職の際履歴書に書けるように私も受けています。

(最近さぼっていますが…)

また、基本怠け者の私は、受験料を払ったりと身銭をきり、周りに受験の告知をして初めて重い腰をあげて少し勉強に取り組む…というのが基本姿勢なので、TOPIKは韓国語の勉強に対して強制力を発揮してくれています。

あとは、これから韓国の大学に留学や韓国で働きたいなと考え、すでに韓国語の勉強を始めた方は、 韓国の学校や企業へ出願の際にTOPIKの成績の提出を求められることがほとんどですので、受験は避けて通れません!

韓国語能力試験とは

その名の通り、韓国語の能力を測る検定試験で、韓国語を母国語としない方すべての為の試験です。

試験は韓国内だけではなく、世界中の国で受験できます。

もちろん日本でも!日本で受験した場合の成績も韓国内で受験した際と同様に取り扱われます。
留学を考えている方や韓国で就職を考えている方は、韓国の学校や企業へ出願する際たとえ提出を要求されなかったとしても、あなたの韓国語能力の証明として役に立つでしょう。

私の場合、入社時には韓国語の能力ゼロでしたが…。

検定試験の種類と評価基準

試験は2種類あり、TOPIK Iは初級、TOPIK IIは中級&高級と分類されています。

2014年ごろまではTOPIK 初級、中級、高級と3段階に分かれていたのですが、 最近は中級と高級用の試験が一つにまとめられて、IとIIになりました。

TOPIK Iは聞き取り(トゥッキ)と読み(イルキ)の試験があります。

TOPIK IIは聞き取りと読みのほか、文章を書くスギの試験が加わります。

韓国語能力試験の等級

等級は全部で6つあり、1級が一番易しくて6級が一番難易度が高い級です。

以下、TOPIK公式サイト(日本語)より引用です。

TOPIK等級紹介、TOPIK公式サイトより

私は4級。(←その後TOPIK5級に合格しました!)

韓国の会社に入社して2年ちょっと、ようやく韓国語能力試験「TOPIK」の5級に合格しました。ちなみに韓国語能力試験の公式ホームページによると、5級に受かったら…専門分...

実際4級ってどの程度喋れるの?

喋りに関して言えば、得意な人は2級程度の語彙力でもうまーく表現して自分の伝えたいことを伝えられます。

逆に、表現が苦手だと4級程度の語彙力でも全然言葉が出てこないです…。

私は喋るのは好きなので、積極的なほうですが、なんせ韓国語を使うシーンがオフィスのみ…という残念な生活を自ら選んで送っているので、

なかなか喋りに関しては上達しないです。

体感的にTOPIK4級(私の場合…)は、ある程度日常生活+オフィスでぶち当たる問題は自力で解決できるけど細かいニュアンスが伝わりにくいので、結構ざっくりとした解決しかできなくて、韓国語での細かい微調整は無理!

日常生活でもオフィスでも一通り困らないけど、利害関係あるなかでの韓国人との交渉ではとてつもなく不利…

です。

以前のエントリー、横柄な上司には韓国語よりも○○が効果的?にも書いたのですが、交渉ごとや理不尽で横柄な上司には拙い韓国語を使うのはあまりオススメできないです。

少々話が逸れてしまいましたが、私の思うTOPIK4級はそんな感じです。

追記:そして、TOPIK5級に合格した現在…体感的には全く4級と変わりません。

多少、会話がスムーズになった気がする…程度です。

受験料は?

韓国で受けた場合は40,000ウォンです。

日本で受けた場合はTOPIK Iが3,500円でTOPIK IIが4,000円

日本と韓国どちらで受けるのが得かは為替レートの変動により左右されますが、受験料に関しては、韓国で受けるのと、日本国内で受けるとの大差ありません。

受かると良いことあるの?

留学を考えている場合は、韓国の大学など教育機関に願書を提出する際の条件になっているかどうかを確認してみましょう。

企業の場合も同じく、等級までの指定は無いですが韓国語がしゃべれることが就職時の条件になっている事も多いので、その際に「TOPIK○級です」と言えるのは企業にとってもわかりやすいし、アピールポイントになります。

まれに、私の場合みたいに、入社時の韓国語能力は不問…としている会社もありますが、 私も韓国語がしゃべれたらどれだけ良いか…と入社前になぜもっとまじめに勉強しなかったんだろう、と… 悔やまれます。

あとは、韓国で就職したあと永住権などその先も視野に入れた時にTOPIK高級合格は滞在資格の種類や申請者の国籍により必須条件になる場合もあり、

必須ではないとしてもとても大事な要素になってくるようです。基本的には韓国語が喋れたほうが長期滞在ビザの申請/更新に有利だと聞きます。

まとめ

今回は韓国語を勉強している方々の中で1番メジャーな検定試験のお話を書きました。

ところで…韓国語独学勉強法について←是非こちらの記事も参考にしてみてください!

ただ韓国語がわかるようになりたい!という場合は、別にTOPIK受験しなくても大丈夫です。

また、TOPIK用の勉強をするよりも、韓国語が読めるようになる勉強や、聞き取りの勉強をするほうが近道です。

追記:目標、立てました!決意表明…韓国語能力試験4級保持者が3ヶ月間だけ本気出す

暖かく見守ってくださいませ…。

追記の追記:前述ですが、TOPIK5級合格しました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Holo holoとはハワイ語で「ぷらぷらお散歩」という意… 将来ハワイでホロホロするのを夢見ながら、現在は韓国でOLやってます。このブログでは、旅行や出張で行った先のことや海外生活で気づいたことなどを綴っています。