韓国に住んでいると、お土産で高麗人参製品を頼まれることも多いので、自分で買って贈ったりはもちろん、贈り物としていただいたりもします。
なんとなく身体に良いと効くけど、どんな効能があるのかや、買ってみたいけど種類がありすぎて、選べないよ…と言う方に、参考にしていただければと思い、自分が食べた高麗人参製品のレビューと一緒にまとめてみました。
目次
高麗人参とは
高麗人参とは2000年以上も前から「万能薬」として、中国や韓国で薬として使われていたそうですが、現代は疲労回復やアンチエイジングなどに効果があるとして、日常的に服用されるものになりました。
有効成分はサポニンと言って、血行を良くしてくれる効果があるので、様々な疾患に効果があり、全体的な体内のバランスを整えてくれる作用があるのです。
高麗人参の効能…具体的には何に効くの?
もともと、古来からはがん予防、骨粗しょう症などの予防に効くとして服用されていたようですが、現代では
- 高血圧
- 高コレステロール値
- 糖尿病
- 更年期
- 自律神経失調症
などで、悩む方が飲むといいとされています。
基本的な身体機能を高めてくれる効果が期待できるので、長寿の秘訣としても知られているようです。
韓国では、特にこれと言って体の大きな悩みや病気はなくても、韓国の人は結構ことあるごとに高麗人参サプリや高麗人参食品を摂取している印象ですね…
▼例えばこんな感じ▼
高麗人参と韓国人
韓国人は高麗人参のエキスや高麗人参の有効成分であるジンセノイドが含まれた健康食品を日常的に摂っていますが、主に
- なんか疲れた
- なんか肌の調子が悪い
- アレルギーがちょっと出てきた
- 冷え性がひどくなってきた
- なんかストレス感じる
- なんか飲みすぎて胃が…
- なんか風邪引きそうな予感がする…
など、「なんとなーく」調子が悪いときに飲むと効くようです。
また、ほかの漢方薬同様、即効薬!的な効果はあまり期待できません。
継続的に飲んで、やっと効果が期待できるとのことなので、たとえば仕事が忙しいときや、出張が重なって体調管理をしっかりしないといけないのに、疲れがたまりそうなときなど…、予防薬的な感覚で飲んでいる人が多いです。
もちろん、日常的に摂取している方々も一定数いるのですが、なんと言っても高い…
毎日飲むとなると、結構な出費になってしまうので、私の周りではここぞと言うときに飲んでいる方も、たくさんいます。
続けることに意味があるものなので、毎日飲んだほうが断然効果的なのは明白ですが、そこはお財布との相談ですね!
高麗人参の種類…お土産におすすめなのは?
高麗人参にはさまざまな種類があって、原産地と加工の方法によって値段もピンきりです。
自生地で育てられたものか、何年間かけて育てられたものか…などなど、さまざまな要素が値段を左右するのですが、一般的には6年根といわれる、栽培開始から6年目のものが、価格と質(有効成分の含有率)のバランスが良いとされています。
そんな6年根を使った高麗人参製品にもいろいろな種類があるのです。
継続的に飲むとなると、どの形状がいいのか…それぞれの好みによってわかれるところですが、私が飲んだことがあるものを交えて、いろいろと紹介していきたいと思います。
高麗人参ドリンク
結構重くて大きい箱になるので、贈り物に最適!
まだまだ「重くて大きい」というだけで評価されがちな贈り物の価値…年配の方にお贈りするなら、コレで決まりです。
味はというと…最近はもともとあった結構苦いものから、「マイルド」といった少し飲みやすくなっているものなども出ていて、ドリンク剤として飲めないわけでもないですが、やっぱり高麗人参独特の苦味はだいぶあります。
でも、苦いのが嫌いな私もまぁ飲めないわけではない…。
個人的には許容範囲内の味ですが、結構量が多いので、ものによっては終わらせるのが大変です。
鼻につく高麗人参のにおいが気にならない方は大丈夫だと思いますが、同年代の私の友達が韓国に遊びに来た時に一包あげたら、一口目で「いらない」と言われてしまいました。
高麗人参エキス
これも、一般的。
私の周りには、小さいので出張などに毎回持って行く次長さんや、デスクに忍ばせている冷え性OLさん、あとは飲みすぎたぁ…なんて誰かが言うと、スッと差し出してくれたりする同僚などもいます。
ドリンクよりはだいぶ小さくて軽いので、お土産にも向いています。
味は…少量ですので、ゴクっと一口ですぐになくなりますが、結構凝縮された高麗人参の味です。
でも、一気になくなるので、そこまでたちは悪くないかな…。
そしてこの味…「うるめイワシの内臓とか苦いところの味」にそっくりだと思うのは、私だけでしょうか。
粉末(高麗人参茶)
好みが分かれるところですが、これは高麗人参の粉末に甘味が少し加えられているものです。
自分で粉末をお湯や水に溶いて飲むのですが、味を調節できて好きと言う方もいれば、面倒くさいという方もいます。
また、粉末のまま薬のように服用する方も中にはいらっしゃいますが、ちょっと甘味がプラスされた粉末の味は独特です。
個人的には…結構薄めて飲むのはありかも知れません。
水に溶いて飲むタイプなので、コレをわざわざ飲むくらいなら、上に書いた少量のエキスのほうが面倒くさくなくて、いいかもしれません。
が、お土産と言う点では、液体のドリンク・エキスよりも粉末の高麗人参茶のほうが、さらに軽量でかさばらなくて優秀です。
高麗人参ゼリー
これ、味まずすぎて食べられたものではありません。
すごくまずいです。
でも、まぁ…ちょっと疲れたときに、パクっと食べられる…と言う点ではいいのかもしれませんが、そもそも「あ、食べようかな」と言う気にならないまずさです。
私の家族にも「もうこれは買ってこなくていい」と言われてしまいました。
番外編:スーパーで買える!高麗人参の飴
高麗人参の健康食品やサプリは高いなぁ…けど、何か話のネタ程度に高麗人参をお土産にほしい!と言う方にはこんなのもおススメです。
スーパーで簡単に手に入るし、値段も200円弱と、とても安価!
もちろん、本来の高麗人参が持っている効能はぜんぜん期待できませんが、韓国感を醸し出すならこれで十分ではないでしょうか。
高麗人参が好きで、ピンポイントで買ってきて!と頼まれた場合や、自分の家族(特に親や祖父母)など大切な人の健康を気遣って買っていくならまだしも、気楽に「高麗人参のなにかしら~」とお土産に頼まれた場合はこんな感じので十分だと私は思っています。
それか、ドリンク・エキス・高麗人参茶・ゼリーなど、どれも個包装で分けられるようになっているので、1つどれか箱買いして、みんなで分けるのが良いかと思います。
高麗人参…日本でも通販で買える?
ここまで、ドリンク・エキス・粉末・ゼリーとみてきましたが、もっと飲みやすいおすすめの形状があります。
それは…タブレット(錠剤型)になっているものです。
実際に韓国でも売られているのは見たことありますが、日本でも高品質で一番飲みやすいタブレットになっているものが簡単に手に入るので、わざわざ重たいほかの形状を韓国で買ってくるよりも、日本でタブレット形状のものを通販で買うのがよさそうです。
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世界でも実績のある、韓国の高麗人参の会社です。
私もいろいろと試しましたが…タブレットが一番飲みやすく、続けやすいです。
万能薬と言われている高麗人参も、ほかの漢方薬と同様、続けないと意味がないので、効果を実感できるまで続けられる方法というと、このタブレット型が最善です。
韓国でも有名な韓国人蔘公社の日本支社が販売しているので、品質も保証されていて安心です!
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。