チョガッポというクラフトアート(韓国のパッチワーク)にはまっているという、日本から旅行でいらした方の案内で、広蔵市場にいってきました。
お目当てはそのチョガッポの材料とのこと。
韓国で買うと、基本的には日本で買うよりぜんぜん安いようですが、仁寺洞などメジャーな観光地にあるお店よりも、やはり卸売りをしている広蔵市場のほうが、だいぶ安いそうです。
ってことで、通訳・案内係として、お供してきました。
広蔵市場の2階は韓服屋さんがひしめき合っている!
初めて来ました…。
こんなに韓国に住んでいるのに、興味がないとやっぱり全然足が向かないですね。
色々な方の案内は、自分の知らない韓国が見れる良い機会です。
今回一緒に行った方は、ポジャギというクラフトアートの中でも、チョガッポという作品をよく作る方だそうですが、生地は韓服屋さん街(チマチョゴリのオーダーメイド店など)に置いてあるとのこと。
早速お目当ての材料を求めて、迷路のような市場を巡り始めました。
奥まったところで見つけた生地最安値!
といっても、無数にあるお店の店主一人ひとりに値段を確認したわけではないので、広蔵市場での最安値を保証できるわけではないですが、少なくともかなりの件数まわった後で見つけた最安値でした。
ほかのお店も、そこそこ乱雑には置いてありますが、ここはさらに乱雑!
すごい数の生地が無造作に積み上げられています。
この中から、好みの色やタイプ(柄物や無地…とかとか)、素材などをお店の方に伝えて、奥からも出してもらったりしながら、色々手に取りつつお目当ての生地を選別していっています。
それにしてもすっごい!
こんな色見本みたいなものもありましたが…▲▲私たちは使わなかったです。
足元のダンボールにも、棚に収まりきらない布地がたくさん…
こんなダンボールからも、ガサゴソと…お目当てのものを探し出します。
選別後いよいよチョガッポ生地購入!お値段は?
選別した生地1つ1つ、ほしい単位を伝えていくと、ロールから必要な分を切り分けてくれます。
単位は「マ」(=90cm)
半端ものとかだと、おまけをしてくれることも多々ありますが、基本的には1マごとの購入です。
そして、私たちが見つけた最安値であるここのお店では、1マ=4,000ウォン!で売られていました。
一緒に行った方は、日本で購入する場合、大体10cmの長さで300円ほどするものを買ったりするそうです。(←だいぶ高いですよね…たくさん買うならすぐ差額で韓国までの旅費が出せそうです。)
広蔵市場で見つけたほかのお店では、大体1マ=7,000ウォン~10,000ウォンほどしていたので、ここは本当に安かったです。
お店のアジュンマ(おばさん)も「うちは安いのよ!たくさん卸してる!」って自慢していました。
ちなみに…私たちの行ったときは、愛想の良い、50代くらいのおしゃべり好きなアジュンマがいました。(日本語は通じないけど、たぶん「キレイ!」とか「良い」など、簡単な単語は理解していた模様…)
今回お買い上げしたのはコレくらい▲▲
全部で110,000ウォンくらいでした。
チョガッポは白をベースに、透けるような薄い色を組み合わせて作るようで…春色がたくさん揃って嬉しい~!と喜んでいたので、私もとても嬉しかったです。
今回生地を調達したお店情報!
また行きたい!といわれたときに、スッとたどり着けるかは分かりませんが、とりあえず電話番号をゲットしたので、次回見つからなかったら、現地についてから電話で案内してもらうことにします。
日本で買うよりは本当に本当に安いようなので、ポジャギやチョガッポ、韓服作りに興味のある方にはおススメです。
もちろん、韓国語が話せないと、市場での買い物は少しハードル高いと思われるかもしれませんが、使う単語といえば生地の単位の「マ=90cm」くらいです。
後は身振り手振りと、電卓で交渉も出来ます~!
また、広蔵市場の2階は、お目当てのものがあるか無いか(…生地を買う買わない)は別として、きれいな韓服も並んでいるので、格別興味がなくても見ているだけで楽しいトコロだと思います。
美味しいものもたくさんあるシジャン(市場)なので、韓国の市場グルメを求めて立ち寄ったついでに、グルっと巡ってみても面白いと思います。
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。