世界では豆腐やら寿司やら…ヘルシーだ!というイメージとともに、日本食がブームになって久しいですが、韓国料理も負けてはいません。
韓国料理もカラフルな見た目と、肉だけでなく野菜もたくさん摂れるような食べ物ばかりで、最近は世界でも注目され始めているようです。
また、キムチやジャン(醤)も、日本の漬物や味噌などの発酵食品や調味料同様、健康食品として注目を集めています。
今回は、そんな韓国料理を本場の韓国で習って帰るのにピッタリなところへ行ってきました。
目次
韓食体験館で韓国料理作りを体験!
今回行ってきたのは、通年観光客の方でにぎわっている明洞からも徒歩圏内のK-style Hubというところ。
このビルの4階に韓食体験館があります。
入口はこんな感じ↓↓
このビルの4階に本格的な韓国料理が習える体験スペースが設けられています。
とても明るくて、きれいなクッキングスタジオ↑↑↓↓
この日、体験したメニュー
- 済州(チェジュ)黒豚メッチョク
- チャプチェ
チャプチェは日本人の方にも、韓国料理としてなじみがあると思います。
メッチョク(メクジョクとも…)とは、あまり聞かないですが、プルコギの原点ともいわれているようです。
メニューと作り方を映し出すモニター↑↑
これは後程すべての体験が終わった後に、プリントアウトしたのをいただきました。
作り方のデモンストレーション
体験が始まると、まずは前方のカウンターにて、先生が二つの料理の作り方をデモンストレーションしてくださいます。
ここで、しっかり見ておかないと、後であたふたすることになるのですが…一気に見せてもらってもすぐに忘れてしまいますよね…。
それでも、自分たちで作るときは、スタッフの方がいろいろと助言を下さったり、手伝ってくださったりしていたので、心配は要らないです!
作り方をデモンストレーションしつつ、いろいろな韓国料理に関するミニ知識などを教えてくださったりしました。
例えば…薄いお肉を柔らかく、おいしく食べるための下ごしらえなど…韓国でもお肉に包丁の元のほう(刃の直角になっている部分)でお肉をたたくなど…↑↑
あまり厚さのないお肉はハンマーみたいな、いわゆる「肉たたき」を使ってしまうと、薄くなりすぎてしまったりするので、肉たたきは使用せずに、このような方法で柔らかくするほうがいいですよ~などなど。
そして、チャプチェの春雨は、水に30分~1時間ほど浸して戻しておくと、ゆで時間が短くて済むので、楽ですよ~などなど。
また、韓国料理を作るときには「5色」にこだわって食材を選ぶ傾向があるようですが、その5色の食材についても教えていただきました。
なんでも各色、人間の臓器に関係があるようで…
- 白=肺
- 黄=膵臓
- 赤=心臓
- 青=肝臓
- 黒=腎臓
だったかな…それぞれの色の食材が、それぞれの臓器に良くて、それに倣って食材を使う韓国料理はとても身体に良い…ということらしいです。
ヨーロッパでも最近この概念に近い「カラーフード」というものが流行っている!というお話もありました。
早速調理!
先生のデモンストレーションが終わると、すぐに調理開始です。
各自自分のカウンターに戻って、さっそく作り始めます。
カウンターにはすべての食材がそろえてありますので、原則、参加者は食材を切って・混ぜて・煮て・炒めて…の作業をするだけです。
なにか難しかったり、工程を忘れてしまった場合は、近くのスタッフの方が助けてくださったりしました。
調理中は…結構忙しく、写真を撮っている余裕があまりなかったです。
これはチャプチェとお肉の下ごしらえができたところ↑↑
ちなみに、チャプチェは茹でるだけよりも、ゆでた後にさらに炒めた方が傷みにくいとのことです。
もちろん、チャプチェ用の韓国春雨は、茹でただけでも食べられますが、夏場など、食中毒が気になる季節は、さらに野菜と一緒に油で炒めた方が保存性がよくなるようです。
チャプチェを作る際、どうせ野菜やお肉は別に火を通さないといけないので、その時に少し大きめのフライパンを使って、野菜とお肉が炒め終わったところで春雨も最後に投入して炒めてしまえば、手間はそれほどかからないかと思います。
完成したのがこちら!
チャプチェアップ↓↓
そして、お肉アップ↓↓
こちらは先生が見本として作ってくれたものです↓↓
ちなみに…サラダは先生が用意してくださっていました。
ドレッシングもしっかり韓国風な感じで、韓国のジャン(醤)など各種調味料やコチュカル(唐辛子の粉)のほかに、先生の自家製ゆず蜜が隠し味として入っていて、さっぱりおいしかったです!
デザートとキムチもサービスとしてついてきました。
最後に実食
韓国料理作り体験後は、一緒に作った方々といただきました。
韓国にいても、なかなか韓国料理の専門家の方から韓国料理について教えていただく機会はないので、今回の体験は本当に貴重でした。
また、ほかの参加者の方々と、ワイワイしながら作るのも、とても楽しかったです。
韓食体験館(K-style Hub)について
体験スペースは写真を見ていただくとわかるように、結構な人数が一度に体験できそうでした。
ちなみに、ペアで1つのシンクを使う場合は、合計40名ほど一度に体験ができるようです。
また、ここでは、作って食べるだけではなく、ポジャギなどの韓国の伝統風呂敷を作る体験などもできるようです。
施設へのアクセス
韓食体験館が入っているK-style Hubというビルまでは、ソウルの地下鉄2路線利用することができます。
【地図↑↑下部緑色の駅】2号線から行く場合はウルチロイプク(乙支路入口)駅の2番出口を出て大通りをまっすぐ行き、チョンゲチョン(清渓川)の前手前を左折、少し行くと左手に見えます。
【地図↑↑上部青色の駅】1号線をご利用の場合は、チョンガク(鐘閣)駅5番出口を出て、大通りをまっすぐ、チョンゲチョンを渡ったところで道を渡ってから右折、少し行くと左手に見えます。
明洞からも徒歩圏内の便利な立地にあります。
体験料金
気になる体験料金ですが、作るメニューによって違うようです。
チャプチェやプルコギなどの一品料理は33,000ウォン(3,000円ちょっと)ぐらいから体験できるようですが、2品~は55,000ウォン(5,000円ちょっと)、そして宗家料理(貴族が楽しんだ料理)になると、体験料は120,000ウォン(12,000円ちょっと)となり、所要時間も3時間ほどかかるようです。
そのほかにも、郷土料理の作り方を習ったり、キムチづくりの体験などもできるようです!
どの料理作り体験に参加しても、最後にそれぞれのメニューによって異なりますが、ちょっとした付け合わせ(パンチャン=韓国のおかず)やサラダなどの野菜、ご飯にデザートが付け足されて、一膳完成します。
どのコースも事前予約が必要なので、気になる方は韓食体験館まで、個別にお問い合わせをお願いいたします。
韓食体験館に関するさらに詳しい情報はこちらまで↓↓
韓食体験館電話番号→ 02-6053-7177 ~79
詳細情報→ 韓食体験館の公式ホームページへ
[char no=”1″ char=”日本人OL@韓国”]本件、韓国のブログ記者団の一員として、活動に参加させていただきました。
韓国観光公社在韓日本人ネットワーク様、ありがとうございました!
活動について、もっと詳しくお知りになりたい方は以下のリンクから韓国観光公社様の公式ページへ![/char] 公式ブログ ⇒韓国観光公社在韓日本人ネットワーク様の公式ブログ公式Facebook⇒韓国観光公社在韓日本人ネットワーク様の公式Facebookページ
日米韓行ったりきたりしながら会社員しています。